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25話 ページ28

「奏、あれを」


「はい」

お役人様が何か大きな箱を持ってきた


「開けてみなさい」


「はい」

私はおずおずを箱を開けた


「え」

中には見たこともないような綺麗な着物が入っていた


「普段着れればいのだがAは使用人として一条に仕えているそうだな」


「はい」


「それならと晴れ着として仕えれば良いと咲と一緒に選んだんだ」


「ありがたきお言葉です、ですが.....」


「心優しい君なら断ると思っていた、一度咲が行った時も断ったと聞いている」


「はい......」


「この着物は帝からではなく、撲個人からの贈り物だと思って受け取ってくれ」


「..........はい、ありがたきお言葉です、ありがたく頂戴いたします」

床に頭をつけ、お礼の言葉を言った

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設定タグ:貴族 , 平安、明治 , 女主   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/  
作成日時:2020年1月2日 2時

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