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3話 ページ6

「失礼するぞ〜」


「椎名様、どうされましたか」


「相変わらず日並ちゃん以外には冷たいな〜お祓いだよ」


「そうでございますか」

椎名(しいな)蒼月(そうげつ)

お嬢様の専属陰陽師

椎名様は若手陰陽師なのにトップクラスの実力を持っており

神子であるお嬢様の専属になったとか


「よっと」

椎名様は印を結び、お祓いを進めている

私はお邪魔にならないように掃除を進める


「柊ちゃん」


「へ!?」

急に背後から声をかけられ、情けない声を出してしまった


「な、なんでございますか?」

「驚かせちゃってごめんね、柊ちゃんってさ“許婚”とかいるの?」

なんで急に許婚の話なんだろうか

まあ、いい

恥ずかしいことでもないし、話そう

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設定タグ:貴族 , 平安、明治 , 女主   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/  
作成日時:2020年1月2日 2時

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