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1話 ページ4

「お嬢様、日並お嬢様、起きてください」


「ん〜やだ」


「旦那様がお怒りになられますよ」


「それもやだ!」


「おはようございます、本日は晴天でございますよ」

私の名前は柊A

代々一条家に仕えている貴族の娘

今、私は一条家の一人娘

日並様直属の使用人として一条家に仕えています


「A〜今日も許婚探しするの〜?」


「はい、本日は東の坂木様とお見合いでございます」


「えぇ〜もう嫌だよ〜」

私達の国

日本国には一人だけ“神子(みこ)と呼ばれる神様の子が存在する

神子は発見次第、国に保護される

平民でも、貴族でも神子になれば身分は関係ない

そう

その神子がお嬢様、日並様である

神子とわかったのは半年前

神子特有の夜に母(神様)による憑依が起こった

憑依されれば国に保護されるまで本人の意識はない状態である

だから日並様にはその時に意識がなく、本当に自分が神子か疑っていた

でも、だんだん信じ今に至る

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設定タグ:貴族 , 平安、明治 , 女主   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/  
作成日時:2020年1月2日 2時

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