ねえ、どこ? 36 ページ37
「あ、来たね」
私達は車に乗り、家まで帰った
「「「ただいま」」」
「お邪魔します」
「よしよし、そこに座ってね!」
「はい」
「後はよろしくね!私はAと別に部屋にいるわ!」
「え?」
母さんに腕を引っ張られ、リビングを後にした
「ねえ、何話してるか気になるんだけど.....」
「いいじゃないの!これから分かるわよ〜」
「わかった」
私は久しぶりに母さんとじっくり話した
「あのね、A」
「ん?」
「蓮くんと、これからも同棲したい?」
「え?」
急にどうしたの?
「したいけど、結婚するまでは家を出ないって約束したからしないよ?」
「そう、お父さんと話したんだけど同棲、このまま続けてもいいわよ」
「へ」
「蓮くんとも話はついてるわ、寂しいけど今までいれなかった分、一緒にいなさい」
「母さん.....」
嬉しいけど、寂しい
色々な感情が混ざる
「たまには、帰ってきてね?」
「もちろん!!!」
母さんに抱きついた
「ありがと、母さん」
「いいのよ、貴方のしたいようにしなさい、私達は必ず応援するわ」
「ぅん....」
涙が出そうになった
でも、大丈夫
暖かい母の温もりに触れているから
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時:2019年11月26日 1時