ねえ、どこ? 1 ページ2
「はあ」
蓮くんと連絡が取れなくなって二日が経過した
あれから私は毎日色々な場所へ探しに出ている
廃工場、廃ビル
人が近づかない所を中心に探した
「ねえ、どこにいるの....!」
涙脆くなり、心の崩壊も近い
二日会えないだけでこんなに脆くなってしまった
本当は私に隠れてどこかにいるかもしれない
でも、私は......
ピピピピピ
「もしもし.....」
「A今どこ?」
「王朝工場の近く....」
「そこって廃工場の所だよね?」
「うん」
「あのね、門野さんから情報が入ってきたの」
「え」
「門野さんも今から会えるらしいから私も休憩時間で抜けようと思うの、来れる?」
「行く」
「おけ」
私は指定された場所へ走って向かった
「あ、Aこっち!」
「うん」
中へ入った
「ここのマスター、訳ありだけど信用できるからこれから会議するならここでしよう」
「うん」
「わかったわ」
「それでね、上から秘密りにお達しが出たの」
「何て?」
「如月Aを発見次第長官のもとに連れてくるようにって」
「え.....」
「それって、もしかしてAのこと排除しようとしてるってこと?」
「可能性はあると思う」
「だからこれからは変装とか自分の顔が出ないように行動できる?」
「うん、わかった」
大変なことになってきた
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時:2019年11月26日 1時