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捜索61日目 成瀬side ページ15

「さて」

俺は横になった如月を確認し、容器を洗いに行こうと立ち上がった

「?」

なんだか服が引っ張られてる感じがして振り返った

「いかないで....寂しいよ成瀬....」

涙目で俺を見ている如月

「分かった、寝れるまでいてやるから」

俺はベットの脇に座って手を繋いだ

「んふふ、ありがと....」

そうするとすぐに寝息を立てた

だけどすぐに起きる可能性があったから俺はそのままでいることにした





「もう大丈夫か?」

1時間ずっとそのままでいた

「さて」

俺はゆっくり手を離し容器を持ち台所に行く

「元の場所に戻せばOK、朝起きたら使ったって言えば大丈夫だな」

如月がこの家の家主のお姉さんに言えば直接じゃないけど報告できる

勝手に使って言わないのはおかしいから

本当は自分で言うのが一番だと思うけど入院している所に押しかける方が申し訳ない

「もう日付が変わったか」

知らない間に変わってしまっていた

「俺も寝させてもらうか」

如月の部屋に入り、床に寝転がる

少し痛かったけど耐えられないほどではないから大丈夫だ

「明日は如月に会社休ませるかな」

俺は藍染に熱があることを報告するのを忘れていたから遅いけど今することにした

ついでに明日休ませたいってことも


成瀬蓮今日如月が熱だした

藍染沙良え、大丈夫なの!?

成瀬蓮今寝てるけど結構辛そう

藍染沙良そうなんだ....

成瀬蓮詳しいことは明日でいいか?熱が下がるかもしれないから

藍染沙良OK、分かった



俺は携帯を閉じ、眠った

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設定タグ:恋愛 , 行方不明 , 女主   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/  
作成日時:2019年10月8日 18時

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