捜索29日目 ページ30
「え、実家に帰るの?」
「はい」
私は昨日考えた理由を説明した
「そんな全然いいのに....」
「少しに間だけなので、すいません」
「いいのよ、でも少し寂しくなるわね」
「実家に三人も連れていきたいんですけど、優斗の学校が遠くなるので....」
「そうよね、また帰ってきてね」
「はい!」
私は荷物を持ち、家を出た
今日は休みだから実家でゴロゴロしよう
本当はどこかにぶらっと出かけるつもりだったけど怖いし
「ただいま〜」
「A!」
母さんが玄関まで来て私を抱きしめた
「わっ」
「心配だわ、秋斗も行方不明だし、Aはストーカーされるし....」
「警察に相談したほうがいいのかな?」
「そうね、次にこんなことがあったら相談しましょうか」
「うん」
私は自室に入り、荷物を置いた
「ふぅ」
ベットに寝転がった
「(ストーカーか、怖いな.....)」
見えない闇に恐怖していた
ピピピピ
「沙良からだあ」
私は仕事をしているはずの沙良からの電話に疑問を持った
「もしもし」
「もしもし、A!」
「どうかしたの?」
「部長の意識が回復したって!」
「嘘!?」
「本当だよ!」
私は急いで病院に向かう
「部長!」
「如月くんか」
ベットから起き上がっている部長
少し顔色が悪かった
「大丈夫ですか?」
「あぁ、少し気分が悪いがなんともない」
「よかったです....」
私は凄く安心した
「十王院会長は無事だったか?」
「はい、無事です」
「ふぅ」
「部長の分の仕事は私と藍染で毎日こなしております」
「助かる、退院するまで頼んだよ」
「承知しました」
私は思ったより元気そうな部長を見て、安心した
「よかった」
私は病院を出て、沙良に元気そうだったと報告した
「外に出たし、ちょっと買い物するかな」
私は部長が起きたのに安心しすぎて忘れていたのだ
“ストーカー”のことを
28人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
伊東と田中(プロフ) - ミントさん» ありがとうございます!!そう言ってもらえて凄く嬉しいです★ (2019年12月14日 23時) (レス) id: a1062f9285 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 面白かった!クオリティが高いですね!続編行ってきます★ (2019年12月14日 23時) (レス) id: d935f18f17 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時:2019年8月12日 22時