捜索１２日目 ページ13
「(やっぱりね)」
私は移動命令の紙を見て思った
「(来ると思ってたわ)」
私も名簿に彼の優秀さを書いたのだ
分かっていた
「さてと」
私は部に戻り、彼のデスクを作る
「A！今年は新人くん来るね！」
「うん、誰が教育するかな？」
「今本とかじゃない？あいつAの後輩でしょ？」
「うん」
「上司が優秀なら部下も優秀になるでしょ！」
「そうかな？今本は優秀だけどミスが多いしね」
「そうなんだ」
沙良と一緒にデスクを作った
「おはようございます！今日から配属されました笹野洋人です、よろしくお願いします！」
笹野がダンボールを持ってきた
「おはよう、笹野の机はここだから」
「はい」
総務部皆の顔を見ていると嬉しそうにしていた
後輩が増えるのが嬉しいんだろう
中々来ないから
「おはよう諸君」
今日は久しぶりの総務部会議だった
「新人の笹野くんの教育係は誰が良いと思う？」
「今本を推薦します」
「え！？」
「彼にはミスが多いですが鍛えるのには良い機会だと思います」
「そうだな、どう思う？」
「賛成です」「いいと思います」
「それなら笹野くんの教育係は今本くんで決定だ」
「はい！」
総務部会議が終了した
「今本、困ったらいつでも聞いてね」
「はい！」
緊張しているようだが大丈夫そうだ
ピピピピ
「ん？」
会社用ではなく自分の携帯が鳴った
仕事中は中々来ないんだけど
「もしもし」
私は廊下に出て、電話に出た
「如月由愛さんのご家族でしょうか？」
「はい、そうですけど」
病院からの電話だった
「由愛さんですが先ほど陣痛が起こりましたのでこちらに来ていただくのは可能でしょうか？」
「え？」
「(由愛さんが陣痛？まだ予定より１ヶ月も早いのに)」
私は動揺してしまう
「い、今すぐ向かいます」
私は帰る用意をした
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伊東と田中(プロフ) - ミントさん» ありがとうございます！！そう言ってもらえて凄く嬉しいです★ (2019年12月14日 23時) (
レス) id: a1062f9285 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 面白かった！クオリティが高いですね！続編行ってきます★ (2019年12月14日 23時) (レス) id: d935f18f17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊東と田中 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時：2019年8月12日 22時
