第七話 ー誰が一位?ー ページ8
「みんな作れたかな?」
「「「はい!」」」
「まずは赤ちゃんのかな。…ん?甘い匂いがする」
たしかに…ほんのり甘い匂いがする…まさか。
「ミルク入れたんだぜ!」
ええ…まじか。
「でも、シチューに牛乳入れたりとかするから割と良さそうだな」
「だよね。カロリー控えめになるし、味もほんのり優しくなりそうだね」
「次はMr.レッドだね…赤っ」
赤髪の人のシチューは真っ赤で、唐辛子がめっちゃ刺さっている。
「激辛にしました」
「シチューもかよ!」
私も辛いの好きだけど、シチューにはいれないかなぁ…。
「次はMr.ブルー。あれ?なにこれ冷たっ」
赤い人に似た青い人のシチューはキンキンに冷えている。なにした?
「アイス好きだけど時間なかったんで冷やしました」
「こいつもかよ!」
「Mr.マネーのは…お、すごい美味しそうだね」
金ピカの人のシチューはとても美味しそう。この人も料理好きなのかな?
「ハァー!一流シェフを雇ったからな!」
…え〜…。
「シェフ!?」
「わたくし、三つ星レストラン『アレグロッテ』料理長のものでございます」
「普通にすごい人!てかいつの間にいたんだよ!?」
「アレグロッテは凄くてな、世界中にファンがいるトップレストランだ!」
アレグロッテ…世界的にも有名なあのレストランでしょ?すごいなあ。
※アレグロッテはオリジナルのレストランです。実在しません。
「Mr.ブラックは…。!?」
なんだこれ…真っ黒だし、なんかオーラ的な何かがあるし…。
「火加減を間違えたようですね」
「うぉえ〜!?なんで火加減間違えただけでどうしてそうなるんだよ!?」
ある意味天才だよー…。
「次、Mr.バナナ。…わ、すごい」
先ほどより冷めてはいるが、それでもとても美味しそうだ。
「本気で作りました。特に入れる牛乳を外国産のか日本産のか迷いました」
「そこまで?すごいなぁ…」
さすがバナナくんだね。
「最後、ライちゃん。……!?」
「美味そう…」
「味見します?」
「もぐ…美味しい…!優勝はMr.バナナとライちゃんだ!おめでとう!」
やった、宿題無し。
「ちぇー。ミルクシチューが勝つと思ったんだけどな」
ーーーーー
帰り。
「ライー!一緒に帰ろうぜ!」
「あ?俺が一緒に帰るんだ」
誰が私と帰るかでドンパチしそうになったから、
みんなで帰ることになった。
…嫌な予感しかしない…。
3人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
五空巫琴 - よーぐるっぺさん» 別の物語でしたね、すいません。ちょっと遅くなりそうですができると思います! (10月20日 0時) (レス) id: 1d6aa396b2 (このIDを非表示/違反報告)
五空巫琴 - よーぐるっぺさん» 閲覧ありがとうございます〜!最近めっちゃ更新止まっててすいません。ちょっとお知らせ書いたんでみてくれると嬉しいです! (10月18日 20時) (レス) id: 1d6aa396b2 (このIDを非表示/違反報告)
よーぐるっぺ - プリ小説見ました、神でした!出来ればでいいんですが此方で別の物語書いてみてくれませんか?出来ればでいいです!プリ小説頑張ってください! (10月17日 19時) (レス) @page21 id: 248871b3e8 (このIDを非表示/違反報告)
五空巫琴 - チェリーさん» コメントありがとうございます!結構いいところで終わってしまいましたので、続きはプリ小説でお読みください。更新停止しないようがんばります! (2023年1月26日 21時) (レス) id: 1d6aa396b2 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー - 姫…マジか…w (2023年1月23日 15時) (レス) @page14 id: a8a6984a32 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ