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海都×貴方 ページ3

『うぅ……さすがちょっと寒くなってきた……』




もう10月も下旬の頃。

さすがにもう寒い時期になってきている。

ジャケットを着直し、縮まり込んでいると。



海都「なにやってるんだ?」

『あ、海都くん、さすがに寒くて…』

海都「そんな格好してるからだ、せめてセーターくらい着ろ。」



ぶっきらぼうなのにセーターを貸してくれる所はツンデレ、っていうのかな。

ありがと、とお礼を言って着ると、それは少し暖かく感じた。



『あ、暖かい…』

海都「さっきまで俺が着てたからな。」

『ありがとね、実はちょっと寒かったから』

海都「…別に。」

『あ、照れた』

海都「そんなわけあるか。」

『え〜、でも顔赤いよ??』



ニヤニヤと子供みたいにからかってると、急に目の前が真っ暗になって。


ちゅっ



『かっ、かかか海都くん?!!!』

海都「お前は少しは大人しくしてろ。」

『は、はひ……』



ほっぺをむにむにされながらも返事をすると、手を離してくれた。

地味に痛かった……。

それから少しだけ歩いたところで海都くんが私の手を握ってきた。

これなら、少しは寒さもマシになるだろ、というぶっきらぼうな声と共に。



『やっぱり照れてる。』

海都「照れてない。」

『顔赤いよ?』

海都「〜〜っ!!うるさいっ!!!」



海都くんの大きな声がこだましたのだった。









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まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月16日 0時) (レス) id: 6e9a2367f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みっか | 作成日時:2018年10月15日 23時

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