Forbidden love (ページ44)

今日:14 hit、昨日:0 hit、合計:40,821 hit

40 ページ44

「「5.4.3.2.1」」

「「ハッピーニューイヤー！！」」

2人でうどんを作って、大晦日にやってるテレビを観てゆったりな時間を過ごした私たち。

テレビで流れるカウントダウンに合わせて一緒に言ってみたり。

「あー、もう年明けたのかぁ」

VN「全然実感わかない(笑)」

「私も(笑)」

VN「俺らももう3年だなぁ」

そう、私たちは4月から高校３年生。

受験生になるわけで、やっぱりお互い忙しくなるのかなぁ。

「お互い志望校合格できるといいね」

うん、と言って、テーブルの上のお菓子をつまむハンソル。

志望校かぁ。

全然考えたことないや。

まず、自分がどんな職業につきたいのかもイマイチわかってない。

「ハンソルはどんな仕事に就きたいとかあるの？」

VN「んー、俺は英語の先生になりたいかなぁ」

「英語かぁ、ハンソル得意だもんね！」

なんか、こんな話するの初めてで少し恥ずかしいかも。

ハンソルが英語の先生になりたいなんて初めて聞いた。

私なんかまだなんにも考えてないのに。

置いてかれてる気がしてちょっぴり寂しい。

「大学、離れちゃうね」

VN「そうだなぁ」

毎日会えてたからこそ、そばにいないなんて耐えられるのかな。

はぁ、もうこの時点で不安なことばっかり。

まだなんにも始まってないのに(笑)

VN「大丈夫でしょ、俺たちなら」

ギュッと優しく抱きしめて頭に顎を乗せてるハンソル。

「、、だね」

なんだか今年は忙しくなりそうだなぁ。

年明けそうそう、こんな事考えたくないけど、、

好きな人の夢を支えられるような素敵な彼女になれるように頑張ろうかな。

これが、私の新年の抱負。