Forbidden love (ページ24)

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次の日、週末明けの学校

ハンソルは転校生として私たちのクラスにやってきた

私たちの学校に転校してくるとは言ってたけど、まさか私たちのクラスだとは思わなかったな

ひと通り自己紹介も終わり、クラスの女子がざわつき始める

『めっちゃかっこよくない？』
『私めっちゃタイプなんだけど』
『彼女いるのかな～？』

私が彼女なんですけど
なんて言えず、女子の話を聞き流す

やっぱり女子から人気だな～

担任｢じゃあ、チェの席は、、Aの隣だ｣

え、私の隣？！

ハンソルは無言で私の隣に座る
チラッと見てみるけど私の方を見向きもしない

諦めて前を向こうとしたその時、机に小さく折られた紙が投げられた

ん？なんだろう
ハンソルの方を見てみると紙を指さしている

開いてみると

『今日一緒に帰ろう』

意外な言葉に驚きながらその紙に『うん！』と書いてハンソルの机に投げる

ハンソルはその紙を見るとなにやらクスクス楽しそうに笑っていた

とりあえず、ハンソル怒ってないみたいでよかった

今日のお昼、ハンソルと食べようかな～なんて考えながら退屈なHRをなんとか乗り切った

ーーーーーーーーーーーーーーー

只今お昼休みで屋上にハンソルと来ています

菓子パンをかじってる横で、お弁当を食べてる私にずっと文句を言っています

VN｢ねえ！その卵焼きちょうだい｣

｢やだ｣

VN｢じゃあ、唐揚げ！｣

｢やだ｣

VN｢はぁ、ならタコさんウインナー｣

タコさんウインナー。。。言い方がかわいいから良しとしよう

｢いいよ｣

うっしゃあ！なんて喜んで、食べさせてあげたら美味しいなんてニッコニコしてる

ああ、なんてｽﾃｷﾅｵﾋﾙﾔｽﾐﾅﾝﾀﾞ

VN｢今日放課後デートしようよ｣

｢え！デート！！｣

VN｢うん、二人で出かけたことないじゃん？｣

｢行きたい行きたい！どこ行くの！｣

VN｢それはあとのお楽しみ～｣

そしてお昼休みもそろそろ終わるから教室に戻ることになりたわいもない話をしながら教室に入ると

｢え？｣

女子からの睨みに近い視線
私、なにかした？？
すると、クラスのボス的女子が

『ハンソルくんから今すぐ離れろよ』

VN｢What｣

ハンソルまさかの英語？

二人で視線を無視して椅子に座ると仲良しのリコが慌てた様子で前の席の椅子に座った

RK｢A大丈夫？あとでAとハンソルくんに話があるから空き教室に来てくれる？｣

RK｢大丈夫、私はAの味方だからね｣

リコの言葉に思わずウルッときてしまった