【呪術廻戦】あー、うざ【五条悟】

18話 ページ20

春が来て、俺達4人は2年生になった。
　
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『ッだあ〜〜〜〜！！終わった〜！』

「お疲れ様です！やっぱAさん強いっすね！」

『はっは、そうだろそうだろ。』
　

俺、謙遜しないタイプなんで。



『軽い傷なら治してやるからこっちこい。』

「ハイ！」


お願いします、と駆け寄ってくるワンコみたいなこいつは1年の灰原雄。

今日は雄の研修も兼ねた、2人での任務にきている。
　

　


『…雄。』

「ハイ！」

『見過ぎ。』
　

反転術式で傷を治す、俺の顔をジッと見つめる雄のおデコにデコピンする。

同期のやつらは基本的にイカれた目してるから(失礼)この純真無垢で真っ直ぐな目に見つめられると気恥ずかしくなってくる。
　
　

「す、すみません！綺麗だなと思って！」
　
…。


『…大声でそういうのヤメロ。』
　
「や、でも本当に綺麗ですよ！睫毛とか長いし肌綺麗だし、同じ男だとは思えないです！」
　
『やめろって言ってんの！』


なんなのこの子。

最近の子ってみんなこんな感じ？？
　

　


『…次ガン見したら金取るから。』
　
「分かりました、払います！」
　
『いや怖いわ。』
　

後輩に顔見せて金取るってヤバすぎだろ。


『ちょ、無料だから、金取るとか嘘だからその財布しまえ。』


マジで財布からお金を取り出そうとする雄を必死に止める。

もうやだコイツ。さっさと報告して高専に戻ろ。

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