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凪紗Side
カランコロン🔔
お店が開店して数分後、一人のお客さんが来ました。
？？
「おじゃましまーす。」
私は咄嗟に、
凪紗
「いらっしゃいませ！」
と、挨拶しました。
すると……
川島
「お〜！しずや！いらっしゃい。」
宮近
「いらっしゃいませ〜。」
吉澤
「やっほー。」
閑也？という人が、カウンター席に座る。
吉澤
「あれ？新入りの子？」
凪紗
「あっ、はい。桜井凪紗と言います。」
吉澤
「俺は、吉澤閑也。のえるとは幼馴染だよ。」
「よろしくね〜。」
凪紗
「しずやさんですね。よろしくお願いします。」
「このお店には、よく来るんですか？」
吉澤
「うん。ここのコーヒー、すごい美味しくてさぁ、1週間に4回ぐらい来ることもあるなぁ。」
凪紗
「えっ！そんなにですか。」
川島
「しずやは、この店の常連さんでね。」
「いつもお世話になってます。」
吉澤
「いえいえ〜」
「それじゃあ、コーヒー1杯貰える？」
宮近
「はいはい。分かってますよ。」
宮近先輩が、私達が話している間に淹れていたコーヒーを、しずやさんにわたす。
吉澤
「ありがと。」
川島
「ちゃか、ナイス〜」
宮近
「いえいえ、いつもの事なので。」
凪紗
(閑也さんが、何を頼むのか分かってるんだ。すごいなぁ。)
(私も頑張ろう！)
そうしているうちに、店内には少しずつお客さんが入って来ました。
吉澤
「もうこんな時間か、そろそろ帰ろうかな。」
「凪紗ちゃん、頑張ってね！」
凪紗
「はい！ありがとうございました！」
カランコロン🔔
2人に、接客やレジの使い方を教えてもらいながら、あっという間に1日が過ぎました。
6時頃にお店を閉め、店内の掃除を終え、反省会をしました。
川島
「凪紗さん、今日1日やってみてどうだった？」
凪紗
「大変だったけど、とても楽しかったです！」
「今日教わった事も、なんとか覚えられそうです。」
宮近
「良かった！」
川島
「うんうん。」
「それでは……」
全員
「お疲れ様でした〜！！」
ー・ー ー・ー ー・ー ー・ー ー・ー ー・ー
次回へ続く🐅→
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作者名：三毛猫になりたい人 | 作成日時：2024年2月23日 23時
