所詮俺はヴィラン【ツイステ】【ヒロアカ】 (ページ3)

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マジカメ有能ページ3

黒霧の「もしや貴方、異世界から来たのでは」という発言によってこの場は収まった

今はここの世界の説明をしてもらっているのだが、“個性”がよく分からない
まあ俺の世界でいう、魔法でいいのだろう

そして、彼らは「敵連合」という、ヒーローが大っ嫌いな存在なのだそう

聞いてる話によると、俺も絶対ヒーローとは意見が合わなさそう

ロイヤルソードアカデミー生みたいな奴ばっかりだな

「────って感じ
次、お前の番」

『お前お前ってなぁ……名前で呼べばいいのに
何のために名前言い合ったんだよ…

まあいいや
俺の住む、ツイステッドワンダーランドっていうところは、魔法が使える

で、俺はナイトレイブンカレッジっていう学園に通ってたんだけどさ

錬金術やってたらいつの間にかあそこにいた』

ブロットのこと、使いすぎるとオーバーブロットしてしまうこと、ユニーク魔法などなど……

「A・フォレストのユニーク魔法は何なのですか？」

『俺の？えっと、パン焼き窯を熱しよう(ヒート・ア・オーブン)っていって、人を操れる
けど、相手が逆らえば精神的苦痛を味わうことになる

って感じ』

そこである事を思い出す

制服のポケットをあさるってみると

『おっ、あったあった』

スマホを取り出してマジカメのアカウントを作る

今まで興味無さすぎてやってなかったけど

これを使えば連絡取れるんじゃね、という安直な考えだ
だって俺、誰とも連絡先交換してねぇから

とりあえず有名人であるヴィル先輩を調べる

後ろから死柄木と黒霧が覗いているが気にしないことにしよう

発見はしたが、やはり有名人
DMは解放されてなかった、ちくしょう

あとは……マジカメってイメージのケイト先輩か？

【ケイト・ダイヤモンド】と打ち込んで検索する

『いたいた』

DMを開けて文字を打ち込む

【先輩、俺Aなんですけど】

「……誰、そいつ」
『学園の先輩』

次の言葉を打とうとした時に返信が来る
はやいな

【おー、どうしたの？Aちゃんもマジカメ始めちゃった系？？】

【いや、連絡するならこれじゃないかって思って】
【とりあえず、ヘルプミー】

異世界来ちゃったんだよーって話すと、まじでびっくりされた
帰り方も、学園長に相談してみる、と

優しすぎか