氷雪の大地とは ページ15
学園長「え！？氷雪の大地を知らないんですか！？」
ユウ「違う世界から来たもので...。」
学園長「そうでしたね。では、私が氷雪の大地を説明して差し上げましょう。私、優しいので。」
そういうと学園長は地図を取り出し、魔法で空中に広げた。
学園長「氷雪の大地はツイステッドワンダーランドきっての観光地で、2つの場所に分けることができます。」
学園長「人間の暮らす雪の街。それから、精霊の暮らす氷の森です。」
グリム「なんで人間と精霊で住むところが別れてるんだ？」
学園長「氷の森に暮らす精霊や魔獣たちは人間のことを、とても、嫌っています。そのため、人間を見ると攻撃をしてきたりするのです。」
ユウ「それで暮らす場所が別れてるんですね。」
学園長「そうです。ですが、1人だけ、氷の森に入ることを許されている人間がいます。」
グリム「そんな奴がいるのか！？」
学園長「はい。彼の名はアベルナ・アレンデーラ。氷雪の大地の第1王子です。」
ユウ「王様とかじゃなくて、王子様？」
学園長「そうです。彼は幼い頃に氷の森で暮らしていた経験があります。」
学園長「彼はチェンジリング、つまり精霊として育てられました。ですから、魔獣や精霊たちも彼だけを歓迎するのです。」
チェンジリング...。前に授業で聞いたことがある。ただ、その時は精霊じゃなくて、妖精と人間の赤ちゃんを入れ替える...と教えられた。
ユウ「チェンジリングって妖精と人間の赤ちゃんを入れ替えることじゃないんですか？」
学園長「普通は、そうです。ただ彼は珍しく精霊と取り替えられてしまったそうです。」
グリム「取り替えられた後はどうなったんだ？」
学園長「確か、9歳の頃に父である国王が精霊たちと交渉し、元に戻った、と聞いています。」
ユウ「その、アベルナ？さんは特別な存在ってことですか？」
学園長「そうなんです！そこで、今回の郊外活動で、彼にインタビューをして欲しいのです！」
ユウ「えぇ！王子にですか！？」
いくらNRCが名門校だからって、生徒に王子と対談させるのはどうかと思うな...。もし何か粗相をしたら、どう責任をとるんだろう。
学園長「大丈夫です！許可はとってあります。」
ユウ「あるんだ...。」
学園長「そういうことなんで！よろしくお願いしますね！」
ユウ「えぇ。強引...。」
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みかん(プロフ) - 零さん» ありがとうございます🙏🏻受験生なので少しずつ更新していくつもりです！コメントが励みになるのでありがたいです💓 (2022年8月7日 0時) (
レス) id: 334a07b26c (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年8月6日 22時) (レス) @page22 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 三日月夜桜さん» ありがとうございます🙇♀️そう言っていただけて嬉しいです。なるべく早く更新できるように頑張ります💪💪 (2022年7月4日 20時) (レス) id: 334a07b26c (このIDを非表示/違反報告)
三日月夜桜 - 面白かったです。次の更新楽しみに待ってます。頑張ってください。応援してます。 (2022年7月4日 18時) (レス) @page21 id: d397310001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2021年7月26日 10時
