第3話 ページ5
あれから数日後、私がいるのは警察庁警備局警備企画課
長い!長いよ!!
肩身が狭いね!!
まあ、なんて言っても今日が最後
とりあえずだけどね
だから珍しく書類仕事をテキパキやってるんですよ!
え?それが普通だって?
ごめーん!よくわかんなーい!
私のデスクの後ろを通っていく人達は怪訝そうな目でこちらを見ている
特に隣に座っている風見さんは自分の仕事ちゃんとやってますかって聞きたいくらいこっちをガン見している
「あのーかざみん?仕事してます?」
「かざみんじゃない!風見さんと呼べ!」
「わかったよかざみん。私の仕事してる姿に見惚れてるんですね!」
「……もういい」
そう言って風見さんは自分の仕事に戻っていった
私の可愛さにみんなが照れちゃってんだな
そんなことを思いながらパソコンのキーボードを叩く
課内にはタイピング音だけが響いている
時折チラチラと視線を感じる
「もー!そんなに見ないでくださいよっ!」
一斉に全員の視線がパソコンの画面に向いた
ひどい……ひどいよ……
そしてまたキーボードを叩く
つまらん
やっぱり私には向いて無さすぎるこの仕事
でもまあ、最後だし
やるときゃやる女です
その時扉が開いた
視線がそちらに集まり、扉を開けたのが誰だかわかった瞬間に全員が立ち上がる
「お疲れ様です!!!」
と、活気のある声で全員が挨拶する
全員っていっても私を除いてだけど
「ああ、お疲れ」
うん。またもや視線を感じる。
しかもヤバいやつ
足音がこちらに近づいてくる
パシッと頭を叩かれた
「イテッ」
「仕事に熱心なのは槍が降ると思うくらいいい事だが挨拶くらいしろ」
「ごめん。よくわかんなかったそれ」
零はふっと鼻で笑う
「最近帰ってなかったから寂しかったのか?」
と、耳元で言われた
やめて!!!耳溶ける!!!!
「姫よ、離れてはくれないか」
「誰が姫だ」
隣にいた風見さんが話に入ってきた
「そうなんですよ降谷さん。こいつ朝からずっと仕事してて」
「それが普通ですよ!!!」
「お前はそれが出来ないから普通じゃないんだろ!!!」
かざみん……まじで老けるの早くなっちゃうよ……
「ほぉ……A、ちょっと来い」
「やだ」
「敬語」
「やだです」
「わかったわかった、そんなに俺が好きか」
無理矢理出口まで引きづられる
「セークーハーラー!!!助けて誰か!!!」
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サキ(プロフ) - まるさん» はじめまして!ゼロの執行人はほんとにやばかったですよね!私も言葉にできません!!大好きと言っていただいてとても嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2018年4月15日 10時) (レス) id: fef88e063b (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - サキさん初めまして!私もゼロの執行人を観て、安室フィーバーです(//∇//)もう言葉にできないほど、かっこよかったですね……尊い!この作品、とても大好きですっ コナンくんに毒舌なところ、毎回笑っちゃいます笑 続きを楽しみに待ってます! (2018年4月15日 0時) (レス) id: 63ac5310a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サキ | 作成日時:2018年4月14日 19時