検索窓
今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:78,542 hit

28 ページ29

親友が気になって、
ずっと見つめ続けていると
急に親友がいなくなった。

『…え、』

どこに行ったの、あいつ…。

SM「ここだよ、」

声がしたほうを見ると
親友は私のすぐ隣にいた。

SM「不安そうな顔で
俺のこと見てきたから
放っておけなかった」

親友にしては珍しく
真剣な表情で、
そっと私の手を握った。

SM「これで安心できる」

親友らしくないな、
と思いつつ私も
そっと手を握り返した。

『私も安心〜』

微笑んでそう言うと
親友は私から顔を逸らした。
耳は少し赤くなっていて、

『照れた?あれ??』
SM「うっせーㅋ」

繋いでいない方の手で
私の鼻を摘まんだ。

『やーめろ!』
SM「ブッサイクな顔ㅋㅋ」

親友といるのは
やっぱり落ち着く。

〈次は〜○○〜〉

地下鉄は私の家の
最寄り駅に着いて、
私たちは電車から降りた。

SM「ふぅ、さてと!
遊ぶぞ!!」
『うんっ!!!』

改札を走って出て、
私たちはそのまま走り続けた。
前を走る親友の後ろ姿を
必死で追う私。
どこに行くのかなんて、
知らないけど
見慣れた景色に心が安らぐ。

走り続けてしばらくすると

SM「なぁ、走り疲れた!!」

そう言って親友は
日陰にしゃがみこんだ。

『走り始めたの
親友からじゃんㅋㅋ』

私も真似してその隣に
しゃがみこんだ。

SM「っていうか、俺
ずっと思ってたんだけどさ?」
『ん?何?』
SM「俺の事名前で呼んで」
『いきなりどうしたの?』
SM「ソクミンって呼んで」

私を見つめる視線が
いつもと違う。
その事に私はすこし
ドキっとした。

SM「親友より、名前がいい」
『…ソクミン』

親友の目を見つめながら
名前を呼んだら、
そっと抱きしめられた。

SM「A…」

フワリと香った
親友の優しい香りに
心地良い気分になった。

29 ( JH side )→←27



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
189人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , ジョンハン , 天使
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

沼 みかん(プロフ) - 丸かいて地球。。さん» 指摘ありがとうございます。外しました! (2015年9月19日 16時) (レス) id: 0975044d1f (このIDを非表示/違反報告)
沼 みかん(プロフ) - 姫宮さん» 指摘ありがとうございます。外しました! (2015年9月19日 16時) (レス) id: 0975044d1f (このIDを非表示/違反報告)
丸かいて地球。。 - オリフラ外した方がいいのでは?…… (2015年9月19日 16時) (レス) id: 8388540931 (このIDを非表示/違反報告)
姫宮(プロフ) - 実在する人物を取り扱う作品は、ストーリーがオリジナルであってもオリジナルフラグを外さないといけません。なので、オリジナルフラグは外しましょう (2015年9月16日 15時) (レス) id: 94a71c102a (このIDを非表示/違反報告)
沼 みかん(プロフ) - _ユン_さん» リクエストありがとうございます!そう言ってもらえてすごく嬉しいです!T_T では次の話からそうします!これからも私の兄は天使です。をよろしくお願いします! (2015年8月10日 22時) (レス) id: 0975044d1f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:沼 みかん | 作成日時:2015年8月8日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。