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「 ねぇ 」


「 どこ行くん ?」


「 … こ〜た〜き〜く 〜ん!!!!!」





やっと私の方を向いてくれた小瀧くん
でも、" あそこ " と指を指してまた歩き出してしまった




「… あそこって 、 …遊園地 ?」


うん といわんばかりに縦に頷く小瀧くん
それにまた私も着いて歩く

小瀧くんに振り回されるのも楽しいな

なんて思ってしまう自分も居て 。









.
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小瀧 「 着いた 〜 !!! 」


「 久しぶりに来たな 〜 、」


小瀧 「 何乗る ?! 」


着いて早々小さい子みたいにはしゃぐ小瀧くん

ほら、あそこの小さい子がこっち見てんで。←




「 何でもええよ 、笑」


小瀧 「 … ん 〜 、 じゃあメリーゴーランド!」


「 ええよ ? 笑 」


小瀧 「 行こ !! 」




休日の今日は家族連れが死ぬほど多くて


ここの遊園地は、小さい子メインに作られたところだから
高校生や大人のカップルは全然居なかった



嬉しいことなのか場違いなのか分からんけど。( )






..


小瀧 「 A!! ここ!!」

「 ここ? 」

小瀧 「 ここ!!!」


自分の乗ってる隣の馬を叩く小瀧くん

" いいよ " といいながらその馬に乗ると

満更でもない笑みを浮かべた小瀧くん



すぐに動き出したメリーゴーランドは

懐かしくて、ちょっとだけ早く感じた





小瀧 「… めっっっちゃ久しぶりやったわ !!」

「 せやな 〜 」

小瀧 「 次何乗る ?!」

「 ん〜 、 探すまでどっか歩かへん? 笑 」

小瀧 「 ええよ !」




そう言って歩きだそうとした時

男の人と肩がぶつかり、厚底を履いていた私はすぐによろけて



小瀧 「 危ないで 、 」



すぐに腕を引いてくれて、小瀧くんとの距離が一気に無くなった



「… あ 、 ありがとう 、 」



自分でも耳が暑くなったことがわかり
慌てて小瀧くんから離れた私



小瀧 「 どっち行く ? こっち ? あっち ?」


「… え ? あ、 えっと 、 じゃあ あっち…」


小瀧 「 よし! 行こ ! 」





そう言ってさりげなく手を握ってくる小瀧くん

どれだけ私を振り回せば気が済むのだろう

もうそろそろ私の心臓は爆発してしまいそうだ





下を向いてされるがままの私

少し顔を上げて、小瀧くんの顔を見れば
首元が少し赤くなっていた




.

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Mikan(プロフ) - みやnonさん» ありがとうございます;_;最近更新遅くなってごめんなさい(><)頑張ります!ありがとうございます!! (2018年4月5日 2時) (レス) id: 4764725455 (このIDを非表示/違反報告)
みやnon - めっちゃキュンキュンします!めっちゃこの小説好きです!次の話も楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2018年3月27日 3時) (レス) id: ff86ed0745 (このIDを非表示/違反報告)
Mikan(プロフ) - ももねさん» ありがとうございます(;;)これからも更新頑張ります! (2018年3月10日 14時) (レス) id: 4764725455 (このIDを非表示/違反報告)
ももね - この小説とっても気に入ってるので続けて欲しいです! (2018年3月10日 7時) (レス) id: b3a24f4622 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mikan | 作成日時:2018年2月28日 2時

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