3年A組～悲しい真実と事実～ (ページ24)

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23時限目　犠牲者ページ24

次の瞬間、教室に警報音がなり響く。

警察が侵入してきたのだろう。

柊「警察の皆さん言ったはずですよ。

次の指示を出すまで待っていてください。と

大人しくしていなければ生徒の命は保証しない。と」

パソコンには侵入された場所の映像が映されていた。

柊「いいでしょう。そっちがその気なら、、、

最初の犠牲者はお前だ。」

先生の視線の先にいたのは、

涼音の恋人の中尾蓮だった。

先生は、中尾くんに近づき、押し倒す。

涼「蓮！」

蓮「離せ、、、離せよ。」

暴れる中尾くんを床に投げ飛ばす。

近くにいた他の人達は悲鳴をあげながら、後ろへ下がる。

彼を助けようと思っても、怖くて足が動かない。

殴りかかってくる中尾くんを蹴り、殴った。

痛みのせいなのか中尾くんは、倒れ気絶した。

隣から涼音の息を飲む音が聞こえた。

「先生、待って！ダメ！」

そんな私の声は先生の耳に届くことは無かった。

ゆっくりと、中尾くんの上にまたがり、

服の中から甲斐くんから没収したナイフを出した。

そして中尾くんの胸の辺りでナイフを振り上げ、

・

刺した。