ゞ ページ25
随分と嬉しそうに頭を撫でるものだからAも対したことはしてなかったのかなと思い、深くは詮索しないことにした。Aは自分のバックを持つと財布を出して1万円を差し出した。
『お代、割り勘でしょうからここに置いて起きます。お疲れ様でした。』
そうして去ろうとするAをグルッペンは引き止める。
Gr「まぁ待て。今回はお代は要らん。」
『え？でも…』
Gr「元々今回は俺が持つことになってる。奢りってことだ。それは持ち帰りなさい。」
『そんな、総統に…』
奢ると言われて戸惑いが隠せないのかAは中々1万円を戻そうとしない。それにグルッペンはくくっと笑うと、
Gr「総統だなんて。実際はただの戦争と議論が好きなただのおじさんだ。それに、歳上には甘えるものだ。」
そう言ってAが出した1万円をAの手に持たせた。
『なら…お言葉に甘えて、そうさせて貰います。お礼に今度美味しいスイーツお教えしますね。』
Gr「お、ほんとか？なら連絡先を交換しておこう。」
『はい。』
ポチポチとスマホを操作すれば、連絡先の欄にお互いの名前が登録された。
Gr「これでよし。じゃあ、気をつけて帰るんだゾ。」
『はい、ありがとうござ「待って。」…え。』
今度こそ去ろうとするAを今度は大先生が引き止めた。
Ut「グルッペンだけとは言わず、俺たちとも交換してや。これからまだまだ交流する機会増えるんやし、その方がAちゃんもええやろ？」
『え…』
Zm「それ賛成！俺もウォルフのこと飯に連れていきたい！時間あったら教えてや！」
Ci「今度俺らとDDRしに行こう！ぜったい楽しいで！」
『えと…じゃあ、はい。』
圧に負けてAはスマホを取り出すとここにいる全員分の連絡先を登録した。
Em「良かったですね雨宮さん。」
『…はい。こんな事になるとは、思ってもみなかったです。』
憧れの存在とプライベートでも話す機会が増えると実感して、Aは顔が緩んでしまう。
Em「…さて雨宮さん。夜道を1人で歩くのも危険だと思うのでお送りしますよ。」
『本当ですか？でも私も大人ですし1人で…』
Tn「君は少々酔ってるし、女の子やから危ないってことや。ここはエミさんに付いていけ。グルさんも言ったやろ？大人には甘えるもんや。」
『…すいません、ありがとうございます。』
Sha「またなウォルフ！」
メンバーに見送られ、Aは申し訳なさと嬉しさを巡らせながらも、無事に帰路に着いた。
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ノア(プロフ) - まつりさん» ありがとうございます！今回は私としては珍しくギャグを織り交ぜた友情夢だったので不安だったのですが喜んでもらえてなによりです！余談なんですがまた新作出しました(笑)ネタが尽きないって恐ろしいね…良ければ見てやってください。 (2020年9月9日 7時) (
レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - 完結おめでとうございます！誰かと恋仲に発展するのも好きですが、今回のように、ひたすらに妹的存在で可愛がられる設定も大好きなので、今回のオチがナシというのはとても美味しかったです！！（何様目線）（すみません）お疲れ様でした、ありがとうございました！ (2020年9月9日 7時) (レス) id: 83f48e582b (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - #みぃ~ちゃん�� @ 応援中さん» ありがとうございます！色々ありましたがなんとか完結できました。最後は少々無理矢理感ありましたが楽しんでくれたようで何よりです。 (2020年9月6日 16時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
#みぃ~ちゃん�� @ 応援中 - 完結おめでとうございます！！ うわぁーめっっちゃおもしろかったです！！ これからも頑張ってください！！ (2020年9月6日 16時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
ヒジリ(プロフ) - デリケートな世界ですからね。パスの件、説明有難うございます。 (2020年8月24日 14時) (レス) id: 6322f6bbea (このIDを非表示/違反報告)
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