ただの出来心だったのに… ページ31
あれからまた一週間…チーノやゾムとも改めて仲直りして、普段の日常が戻った。俺はトントンに頼まれて各メンバーに書類を届けたり、終わった書類をトントンに手渡したりする仕事をしていた。今日はショッピに書類を届けてくれと頼まれて、今廊下を歩いている。
『ショッピの部屋は…ここか。』
コンコンとノックをするが返事がない。試しにドアノブに手をかけてみるとすんなり開いた。中に入ると、煙草の匂いが鼻についた。
『そういえば大先生がショッピも煙草吸うって言ってたな…』
しかもこの匂い…結構重いやつかな？まぁそれは置いといて…俺はきょろきょろと部屋を見渡してみるが誰も居ないようだった。
『…また後で出直すかな。』
それで部屋を出ようとしたが、ふとソファにかけられているショッピのジャケットが目に入った。紫で、襟にふわふわがついてるあのジャケット。
『…ちょっとくらいならいいかな。』
なんだか着てみたくなって、少しならいいかと、書類はテーブルに置いてジャケットを羽織ってみた。
『おお…』
俺には大きいからか少しぶかぶかだ。こうすると男と女の体格差がしみじみと感じられるな…それになんだか包まれているようで落ち着く…って、ダメだダメだ。余韻に浸ってたらショッピが帰ってくる。こんな恥ずかしい姿見られちゃたまらない…
そう思ってジャケットを脱ごうと手をかけたところで扉が開いて部屋の主であるショッピが入ってきた。
『あっ』
Shp「えっ」
俺の姿を見たショッピは一声発するとそのままあからさまに固まってしまった。
『しょ、ショッピ…？』
沈黙が痛くて恐る恐る声をかけてみるとショッピは真顔のまま俺に近づいてきた。
『え、え、ショッピ待って？』
Shp「……」
『せめてなんか言って！！』
何も言わないうえに真顔とか怖いんだけど！？やっぱ勝手に部屋に入った挙句にジャケット羽織られてるから怒った！？
『ショッピごめ…うわっ！』
咄嗟に謝ろうとしたがショッピは俺を抱き上げるとそのままベッドに直行して俺を下ろすと正面から抱きしめてきた。
『…え？』
Shp「っはぁ〜〜…Aさんもなんでそんな可愛らしいことするんですかこっちの理性吹っ飛ばす気ですか？俺じゃなきゃ襲ってるところですよもっと自分が特別扱いされてることの自覚持ってください。」
『お、おう…』
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紫【ゆかり】 - いいね！兄さんがドSなところとかドＳなところとか (2020年6月5日 8時) (
レス) id: 363e9bb990 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ~ちゃん�� - 白い尾を持つその人たち? あっ､､､ふーん(察し) (2020年5月31日 17時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
月 - あっ風邪か。。。w (2020年5月26日 2時) (レス) id: f2a5c7d6f6 (このIDを非表示/違反報告)
月 - ぉぉおおおおお!!!??何が無自覚なんだ!!??気になる〜!(´ω｀*) (2020年5月26日 2時) (レス) id: f2a5c7d6f6 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ~ちゃん�� - めっっちゃおもしろい！！ 無理せんように、頑張れ！！ (2020年5月25日 13時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
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