ゞ ページ4
…危なかった。三人がサキュバス誘惑に負けなくて助かった。ここで離れたら最悪の事態になりかねない。
Ci「あっ…A、首…」
『首？』
触ってみるとチョーカーの少し下あたりでぬるりとした暖かい液体に触れた。さっき避けた時に爪が掠めて血が出たのだろう。
『これくらいなら平…』
平気、と言おうとしたらチーノが血をべろりと舐めとった。生暖かい舌の感触が感じられた。
Ci「ん、これでええ。」
Sha「いやいやいや！何やってんねんチーノ！」
Ht「そうだよこんな大衆の目前で…」
周りを見ると俺たちに明らかに奇異の目を向けている。これ以上はまずいのでは？
Ht「もう帰ろう。流石にめだちすぎだ。これ以上見られ続けては落ち着いてデート出来なくなる。」
『俺も賛成だ。十分楽しかったし、早く帰ろう。』
Sha「…そうやな。騒ぎが大きくなったら何があるか分からんし。」
四人でそう決めて、人混みをのけながらさっさと城へと戻ることにした。
……
Tn「おっ、無事帰ったな。楽しかったか？」
『うん、少し絡まれたけど。』
Os「えっ？それ大丈夫だったん？」
Ci「サキュバスどもが俺らに色目使った上にAに手ぇ出そうとしたけど少し睨みを効かせて、追い払ったんで大丈夫。」
チーノのそう報告するとトントンは予想外、と言いたいような顔になった。
Tn「サキュバス？てっきり人狼あたりやと思ったんやけど…ちなみにそれらに絡まれたりはしなかったん？」
『不思議なくらいにそれはなかったぞ？ただ少し視線は感じたかなってくらい。』
Tn「視線な…まぁ結果的にはAに何も無かったわけやし大丈夫やろ。」
Sha「チーノが勝手にAの血ぃ吸ったけどな。」
Ci「当然だけどクレープより甘くて美味かった。」
Sha「コ○スぞお前。」
Ht「まぁまぁ…」
血を吸うのは全然いいんだけどあそこでやるのはちょっとダメだよチーノ…目立つわ。数人は言い争うながらも出かけてるときの話をしているとゾムが帰ってきた。
Zm「たっだいま〜！」
Os「おかえりゾム。どこいってたん？」
Zm「ちょっと見回り。ついでにけしからん奴おしおきしてきた。」
「「「？」」」
見回りは分かるがおしおきとは？血や薬の匂いするし、多分聞かない方が良いだろう。…それにしても眠くなってきた。
『う〜…眠い…部屋戻る…』
Os「あらま、疲れたんやね。ちゃんと寝やすい格好で寝るんやよ。」
『ん』
あんなことあったしな…少し寝よ。
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紫【ゆかり】 - いいね！兄さんがドSなところとかドＳなところとか (2020年6月5日 8時) (
レス) id: 363e9bb990 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ~ちゃん�� - 白い尾を持つその人たち? あっ､､､ふーん(察し) (2020年5月31日 17時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
月 - あっ風邪か。。。w (2020年5月26日 2時) (レス) id: f2a5c7d6f6 (このIDを非表示/違反報告)
月 - ぉぉおおおおお!!!??何が無自覚なんだ!!??気になる〜!(´ω｀*) (2020年5月26日 2時) (レス) id: f2a5c7d6f6 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ~ちゃん�� - めっっちゃおもしろい！！ 無理せんように、頑張れ！！ (2020年5月25日 13時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
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