これでおあいこ ページ26
ちらりと横目に周りを見ればトントンと同じく唖然としている面々が目に映る。そんなに俺がこういうこと言うの驚くもんか？
『…俺はお前たちのその…書類仕事とか、この地域についての仕事でヘマした時の処遇にとやかく言うつもりは無いけど、こうやって被害者抜きで話を進めるのはやめて欲しい。ちゃんと面で向かい合って話したいから。』
Tn「…でもこの件に関しては命の危機やぞ。少し甘いんちゃうか。」
『もちろん、俺もそれなりの対応はするさ。チーノ、ゾム！』
俺の呼ぶ声にチーノとゾムはピクっと反応し、俺を見上げる。チーノは心底反省してる色が見えるがゾムは少し後悔がなさそうな顔だ。
『2人とも、歯ァ食いしばれ。』
「「え」」
ｺﾞｫﾝｯ！
ci「うぎっ！？」
Zm「んぎゃっ！？」
俺は2人の脳天に思いっきり拳を振り下ろし、豪快な音が鳴り、二人は頭を押さえつけて蹲った。…ちょっとこっちも痛かったけど。
『これでおあいこな。あと俺もそこそこ怒ってるから3日は俺に触らないでね。…返事は？』
「「ふぁい……」」
チーノは涙目に、ゾムは少し不満そうにしながらも返事をする。俺はしゃがんで目線を合わせるとそんな二人の頭を撫でて、
『言ってくれれば、俺もちゃんと承諾するから、そこはちゃんとやってね。俺より年上なんだから、それくらい出来るだろ？』
ci「…うぅ〜…ごめんなぁA…俺、俺ぇ…ゾムさんに負けたくなくて…躍起になって…Aのこと全然考えてなかった…」
Zm「っ俺も…ごめん…」
『うん、いい子。』
もうひと撫でするとオレは立ち上がる。そしてやり切ったからか、突然力が入らなくなって俺はその場に倒れた。すぐに周りのみんなが駆け寄る。
Gr「Aっ！」
グルッペンに抱きかかえられ、そこにペ神が部屋に入ってきた。
Sn「や、やっと追いついた…Aちゃん早すぎだよ…」
Gr「ペ神！お前Aを止めれなかったのか！」
Sn「だってAちゃんが突然走り出すものだからこっちもびっくりしたんだよ。…うん、明らかに貧血だね。寝てたのも2時間だけだから回復しきってなかったんだよ。」
ペ神は俺をひょいと持ち上げると加害者の二人を見据えて、
Sn「Aちゃんがここまでして庇ってくれたんだから、今後絶対こんな事がないようにね？次やったら掘るから。」
といった。ぼんやりした頭で2人がこの言葉に震え上がったのが何故か理解できた。そしてオレはまた闇へと意識を手放した。
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紫【ゆかり】 - いいね！兄さんがドSなところとかドＳなところとか (2020年6月5日 8時) (
レス) id: 363e9bb990 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ~ちゃん�� - 白い尾を持つその人たち? あっ､､､ふーん(察し) (2020年5月31日 17時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
月 - あっ風邪か。。。w (2020年5月26日 2時) (レス) id: f2a5c7d6f6 (このIDを非表示/違反報告)
月 - ぉぉおおおおお!!!??何が無自覚なんだ!!??気になる〜!(´ω｀*) (2020年5月26日 2時) (レス) id: f2a5c7d6f6 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ~ちゃん�� - めっっちゃおもしろい！！ 無理せんように、頑張れ！！ (2020年5月25日 13時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
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