ゞ ページ24
…俺が困惑してる中、二人で暫く睨み合う。そしてチーノがため息をつくと、
Ci「…確かに興味はあります。けど俺はAに意地悪するつもりはないです。だから…」
チーノはゾムから俺を引き剥がすと、俺の鎖骨辺りに唇を寄せて、
Ci「ここはゾムさんが退いてください。今だけは…俺のもんや。」
『うっ…！』
ぐぷっ…と牙が突き立てられ血を啜られる。しかも少し乱暴に。
Zm「牽制のつもりかチーノ…んな俺の目の前でAの血を吸うとは…まぁ、こんなことで退く俺でもないけど。むしろ好都合や。」
『えっ…？』
するとゾムは俺の腕を掴んで逃げられないようにすると肩に牙をくい込ませ、血を飲み始めた。
『(嘘だろ…！？)』
まさか二人同時に吸われることになるなんて！チーノも少し驚いてはいたけどすぐに飲むの再開するし…一体何を考えてるんだこの二人は…！そんなことを考えてる間に体がじんじんと熱くなってきて、あの感覚が骨の髄まで行き渡っていく。抵抗なんて、出来なかった。
『あ…なん…で…』
Zm「俺の牙の方がええやろ？なぁA。」
Ci「いや、俺の方が優しく出来る。な？A。」
『そんなの…んぅ…！』
知るわけない…！ただでさえ血が体外に出ていく感覚と、快楽が駆け巡る感覚で今にも腰が抜けそうだと言うのに…！そんな俺にゾムは耳元でこう囁く。
Zm「今のお前、体も熱なって…とろけたようで…最っ高や。あぁ…美味いなぁ…」
くっ…！ダメだ、コネシマの時よりも血を失う速度が早い…！…そして力が抜け、俺がぐったりとチーノ達に身を任せている時に、誰かが部屋へと入ってきた。
Rb「A〜…って、お前ら何してんねん！？」
今の現状に驚いたロボロはすぐさまゾムとチーノの引き剥がし、倒れ込む俺を支えた。
『ろ…ぼろ…』
Rb「お前ら二人がかりとか最低やんけ！ついにAを食料としか見れなくなったか！？」
Ci「や、ちが、」
ハッとしたチーノがすぐ弁解しようとするが、ロボロはそれに反論する。
Rb「ならなんでAがお前らに挟まれて血ぃ吸われてんねや！今すぐ医務室へ…！」
ロボロは俺を横抱きにすると、真っ先に医務室へと向かう。俺はぼんやりとした意識の中、
『ロボロ…あいつらを…責めないで…俺も、危機感…足りてな…くて…』
Rb「もう喋るな。アイツらのことは俺らが説教しとくから、Aは寝ててや。」
俺にそういったのを聞いたところで、俺の意識は闇に落ちていった。
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紫【ゆかり】 - いいね！兄さんがドSなところとかドＳなところとか (2020年6月5日 8時) (
レス) id: 363e9bb990 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ~ちゃん�� - 白い尾を持つその人たち? あっ､､､ふーん(察し) (2020年5月31日 17時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
月 - あっ風邪か。。。w (2020年5月26日 2時) (レス) id: f2a5c7d6f6 (このIDを非表示/違反報告)
月 - ぉぉおおおおお!!!??何が無自覚なんだ!!??気になる〜!(´ω｀*) (2020年5月26日 2時) (レス) id: f2a5c7d6f6 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ~ちゃん�� - めっっちゃおもしろい！！ 無理せんように、頑張れ！！ (2020年5月25日 13時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
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