白い雛と黒い蛇 ページ10
あの後俺はエーミールに送られて住むであろう部屋に来た。中に入ると庶民には縁がないような…昔の西洋みがある豪奢な部屋が目に付いた。
『…これを見るとほんとに俺を気に入ったんだな…まぁ、こんな部屋に住めるならいっか。』
だってあのまま攫われなかったら今頃シンプルなアパートで夕飯作って食べて寝てただろうし？こんだけ落ち着いてる俺もアレだけど。
とりあえずベッドに寝てみるか…うわおふっかふかだぁ…もふもふぅ…
『あ、そーだ。』
俺は部屋にあるソファや寝具が置いてあったクローゼットからクッションを持ってくるとベッドに全部のっけて自分の周りを囲んだ。
『こうするとなんか落ち着くんだよな…優しく包まれてるみたいで。昔母さんには「巣作りしてるみたい」って言われたな…』
…だってもふもふふかふかの物に囲まれてると心地いいんだもん。
ふぁ…そんなこと考えてるうちにまた眠くなってきた…白いシーツやクッションに囲まれて寝れるとかこんな機会ないだろうし…少し寝よっと。
………
Ut「ふっふーん♪トントンには手ぇ出すな言われたけど…やっぱり一度は口にしたい。部屋も教えてもらったし早速突撃しよーっと。」
もしかしたら鍵かかってるかもしれへんけどな？そんときは俺のピッキングで無理やり開けよ。
部屋の前に来て、手をかければ鍵はかかっておらずあっさりと開いてくれた。
Ut「なんや無防備やなぁ…お邪魔しまっす。」
そーっと中に入ればベッドになんか白い山が。なんやあれ？見るとそこにはクッションやシーツに囲まれて寝ているAちゃんの姿。
Ut「…えらい可愛らしなぁ…白い巣の中で寝てる雛みたいや。そしてそれを見ている俺はさしずめ…雛を狙ってる蛇かな。」
実際そうやしな。肩を上下させながら体を丸めて寝ているその子は髪も下ろしていて艶やかな黒が白に映える。そして小さく息をする桃色の唇と白い首。
Ut「…美味そうや。」
まだ少し噛まれた跡残っとるけど…こんな状態どうぞ食ってくださいってことやろ？たまらん。
そっとベッドの上にのってシーツを掻き分けると首をするりと撫でる。深く寝ているのか起きんけど…ピクっと反応し、柔らかな唇もつつっ…となぞれば声を上げた。
『ぅ…あ…』
Ut「くすぐったいんか？すぐ終わるから我慢しててな。」
けど甘ったるい匂いに加えその反応……クる。
Ut「じゃあ早速…いただきます。」
起きたら起きたで……気持ちよく吸ったるわ。
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暁 - うっひょほおおおおお！！！！！(大☆歓☆喜☆)ｸﾞﾍﾍ (9月7日 20時) (
レス) @page10 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - （＾ω＾）さん» あぁぁあ申し訳ありませんご指摘ありがとうございます！修正しました！ (2020年11月7日 10時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
（＾ω＾） - あの、44ページの所、grさんの一文が、htさんになってます。外部から失礼しました。 (2020年11月6日 3時) (レス) id: 9c41c19b82 (このIDを非表示/違反報告)
なきゃむきゃ - 好き (2020年11月1日 17時) (レス) id: b94c94b096 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - エロイ (2020年7月18日 21時) (レス) id: 1cf413de79 (このIDを非表示/違反報告)
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