助かった…？ ページ7
グルッペンはゾムの事を片手で掴みあげて俺から遠ざけた。
Zm「だぁぁ！一度ならず二度までも！俺だって食いたい！もうグルッペンは食ったんやろ？知ってるんやぞこいつの血ぃ吸った後しばらく顔が緩んでたこと！味に興味あるのは当然やん！なぁ大先生！」
Ut「それもそやなぁ…俺ならともかくエーミールやトントンでさえも顔に出てるからな。グルちゃん独り占めはあかんよ。」
え、今俺を食うか食わないかの話してんだよな？聞きたくなかったわ……
Gr「それもそうだナ。決まりを作るか。」
『はぁ？』
突然何言ってんだこいつぅ…決まりって…
Gr「噛まれた怪我が治っていたら吸血していいゾ。」
『至極単純かつ迷惑だな！？』
そんなの治りが早い俺にとっては血が無くなるのが先だぞ…死んでまうわ。だけどそれに納得したのかゾムはパァッとした表情になった。
Zm「ほんま？なら俺が常時跡つけとこーっと♪」
『勘弁してくれ…』
俺人間だぞ…化け物と違うんだぞ…少しは身の安全を…そう思った俺を察知したのか次はひとらんらん？だっけ。そいつがゾムに持ってた刀を突き出した。
Ht「…いい加減にしなよゾム。首はねられたい？相手は人間で、女の子なんだからやめなそういうの。」
よく言ってくれた。拍手。もう俺ひとらん(勝手に省略)と一緒に居ようかな…
Zm「へぇ…やれるもんならやってみぃやぁ…」
おいおいここで喧嘩するつもりか？あぁもう…
『ったく…ひとらんもゾムももうやめろ！吸血鬼同士がやり合ったらシャレにならん。俺なら大丈夫だから。ね？』
Ht「…君がそこまで言うなら。」
Zm「ちぇ、楽しくなるところやったのに〜」
『ここで喧嘩したら俺の命が危ないし、それで俺が死んだら成敗されるのはお前の方だろうが。』
びしっと指摘すればゾムはニヤッと笑って
Zm「…やっぱお前おもろいわ。グルッペンより先に落としたる。」
Gr「…別に一人じゃなくても"俺ら"の嫁にすれば問題なくないか？」
『やめろ。』
頭が痛くなってきたし早く部屋に戻りたい…誰もいない部屋に居たいよ……
Tn「はいはいそこまで！グルさんもゾムを少しはAの身にもなれや。突然連れてこられた挙句吸血させろだの嫁になれだの…誰でもメンタル削れるわ。」
『もう俺トントンかひとらんと一緒にいていいかな…くそ正論かましてくれるし…』
そう言うと少しトントンの顔が赤くなった。なんで？
Gr「…ｺﾎﾝ、じゃあとりあえず部屋に案内してやれ。」
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暁 - うっひょほおおおおお！！！！！(大☆歓☆喜☆)ｸﾞﾍﾍ (9月7日 20時) (
レス) @page10 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - （＾ω＾）さん» あぁぁあ申し訳ありませんご指摘ありがとうございます！修正しました！ (2020年11月7日 10時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
（＾ω＾） - あの、44ページの所、grさんの一文が、htさんになってます。外部から失礼しました。 (2020年11月6日 3時) (レス) id: 9c41c19b82 (このIDを非表示/違反報告)
なきゃむきゃ - 好き (2020年11月1日 17時) (レス) id: b94c94b096 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - エロイ (2020年7月18日 21時) (レス) id: 1cf413de79 (このIDを非表示/違反報告)
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