ゞ ページ44
Gr side
何時ぶりだろう。こうやって俺の話をまともに聞いてくれる人と話せる時が来るとは。つい話しすぎてしまった。
Gr「──で、Aはどう思…う…」
そろそろ話を振らなあかんなと思ってAの方を見たらなんといつの間にか眠ってしまっていた。
Gr「しまった…つい夢中で話し続けたから眠くなってしまったのか。」
これは悪いことをしたな…どうせだし俺もこのまま…ん？何か抱きしめてる？
Gr「これ、ク○ーパーのぬいぐるみか。」
ゾム辺りがプレゼントしたやつだな？…なんか腹立つな。お、そうだ。
Gr「ちょっといじわるしてしまおう。」
抱き枕代わりになるものならここにいるのにぬいぐるみを優先とはな。俺も匂いには我慢ならないところだったし丁度いい。
Gr「悪いなA。いただきます。」
そっと首の下に手を入れて持ち上げるとその白い首筋に牙を突き立てる。シーツを汚さぬよう、溢れる血を舐めとっているとその拍子にAが起きてしまったようで、
『あ…なに…ぐるっぺん…？』
Gr「あぁ起きてしまったか。もうちょっと我慢してな。」
『え？んっ…！』
牙が食いこんで痛いのか少しぬいぐるみを抱きしめる手が緩んだのでそこからそれを掴んでベッドの外へとほおり投げてやった。
Gr「抱き枕代わりになるものがすぐ傍にいるのにわざわざあれを持ってくるとは…俺に嫉妬でもさせたかったか？」
『なんでそんなこと…ぐっ…』
はぁ…ソソるなその顔。痛みと快感に満ちた顔だ。これは戦争で見る恐怖の顔より興奮する。
『いじ…わる…かよ』
Gr「そうだナ。けど男と女、二人きりでいて何も起きないはずもない。ましてやお前の血は特別だ。無意識に俺を誘惑してんだよお前は。」
風呂上がりにここに来たのだろう。部屋に入ってきた時から甘い匂いが俺の理性をグラつかせていた。肌から牙を抜くと次はその可愛らしい唇に噛み付くようにキスした。突然の出来事に理解が追いついてないのか挙動不審なのが愛い…舌をある程度絡ませたところで口を離し見下ろすと、
『あ…え…？』
と困惑中。ますます愛らしい。本当に襲ってしまいそうだ。
Gr「安心しろ。これ以上のことはせん。ただ…今夜は俺の抱き枕となってもらうからな。」
にっかり笑ってそう言えばAは頬を染めながら軽く俺を小突くと、
『好きにしろ…』
Gr「それでいい。じゃ、おやすみ。」
Aの体温と感触を味わいながら、俺も夢の中へと吸い込まれていった。
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暁 - うっひょほおおおおお！！！！！(大☆歓☆喜☆)ｸﾞﾍﾍ (9月7日 20時) (
レス) @page10 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - （＾ω＾）さん» あぁぁあ申し訳ありませんご指摘ありがとうございます！修正しました！ (2020年11月7日 10時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
（＾ω＾） - あの、44ページの所、grさんの一文が、htさんになってます。外部から失礼しました。 (2020年11月6日 3時) (レス) id: 9c41c19b82 (このIDを非表示/違反報告)
なきゃむきゃ - 好き (2020年11月1日 17時) (レス) id: b94c94b096 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - エロイ (2020年7月18日 21時) (レス) id: 1cf413de79 (このIDを非表示/違反報告)
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