ゞ ページ39
疑問に思っているとロボロは顔の紙を除けてスッ…と目を細めた。そのピンク色の瞳に奇妙な光が宿る。
Rb「…俺、鍛えてる女の子が好きやねん。それが細身の子だろうががっしりしてる子だろうが。Aはイイ身体しとるよなぁ…美味そうに見える。」
『あ、え、』
舌なめずりをしてギラッと目が光ったと思いきや俺の腕を巻き込んで腹に抱きつき動けないようにしてベンチプレスに押し倒した。
『っあ…ロボロ、お前…』
Rb「…本当なら耐えなきゃいかん所やけど…無理やねん。甘い血の匂いと汗の匂いのおかげで俺の吸血鬼の本能が駆り立てられて…だから、すまんな。」
背中に回されたロボロの手は俺の腕を骨が軋むくらいに固定していて動けない。そんな俺の腹にロボロを牙をズブッと食い込ませた。
『うっ…』
みるみるうちに血が溢れ、それを吸い取る。熱い吐息が腹にかかりくすぐったい。ロボロは一瞬驚いたような表情の後には甘ったるい声で、
Rb「はぁ…美味いなぁ…運動したあとやから血の巡りも良くて…溢れてくる。最高やわぁ…」
そう呟いて最後にちゅうっと吸うと口を離して俺の腕も解放してくれた。
『は…ぁっ…』
Rb「ん…ごめんなぁ我慢出来へん男で。少し吸いすぎたかな？回復するまでここに居り。ベッドなら貸してあげるから。」
確かに少しふらつくけど…帰れない程ではないな。
『…問題ない。部屋に帰れるから。』
Rb「そぉ？でも吸ったのは俺やし、せっかくだから部屋まで手ぇ貸すで。」
『なら、お願いする。もし倒れたら、またグルッペンに迷惑かける…から。』
Rb「うんうん。Aは優しいなぁ…俺らの事なんて別にええのに…」
そういいながらもロボロを俺の手を取り部屋まで先導してくれた。大丈夫、部屋に戻って寝れば貧血は回復できるはず。
Rb「よし、ここやな。大丈夫？なんか飲みもん持っていくか？」
『ううん平気。とりあえず寝させて…』
そう言うとロボロは「そうか」と言って俺の部屋に着くと、
Rb「…また、急に今回みたいなことはあるはずや。俺とか、グルッペンとかならまだいいけど…もし手酷くやられた時はいつでも言ってな。」
『うん、ありがとう。』
ロボロは軽く手を振って部屋を出ていった。さっきは少し乱暴ではあったけど…やはり性格が出るのかあとは優しかったな…その方が有難いっちゃ有難いけど。
『ふぅ…ここに世話になっている以上、いつかちゃんとみんなにお礼したいな…』
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暁 - うっひょほおおおおお！！！！！(大☆歓☆喜☆)ｸﾞﾍﾍ (9月7日 20時) (
レス) @page10 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - （＾ω＾）さん» あぁぁあ申し訳ありませんご指摘ありがとうございます！修正しました！ (2020年11月7日 10時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
（＾ω＾） - あの、44ページの所、grさんの一文が、htさんになってます。外部から失礼しました。 (2020年11月6日 3時) (レス) id: 9c41c19b82 (このIDを非表示/違反報告)
なきゃむきゃ - 好き (2020年11月1日 17時) (レス) id: b94c94b096 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - エロイ (2020年7月18日 21時) (レス) id: 1cf413de79 (このIDを非表示/違反報告)
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