温泉最高と思いきや ページ35
『温泉？』
Em「ええそうです。実はこの城には私達が普段使っている露天風呂があるんですよ。ちなみにあなたの部屋にシャワールーム完備なのはAさんを配慮して作ったもので。」
露天風呂…？でも吸血鬼って水はダメなんじゃ…
Em「吸血鬼なのに？って思ってるでしょう。ご心配なく。私たちは流水は確かに苦手ですが入れない程ではありません。少し悪寒がするだけ。」
ははぁ…俺が知らない吸血鬼の生態もあるもんだなぁ…
『んで？その話題出したってことは行ってみたらってことだよね。』
Em「その通りです。ここの露天風呂はいい夜景が見れるんですよ。申し訳ないんですが男女分かれてる訳では無いので、他の皆さんが入り終わった後…九時頃に試しに行ってみてはどうでしょうか。」
温泉か…たまにはいいかもね。一人で狭い浴室にいるよりも広々とした温泉を独り占めできるのがいいし。
『じゃあ行ってみるよ。』
Em「是非そうしてください。皆さんには早く入るようには言っておきますので。」
それは有難いな。一緒に入るのはさすがにレベル高すぎる。さ、決めたなら部屋に戻って夜を待とーっと。
………
『うわ…ひっろ。』
更衣室で服を脱いで籠に入れてタオルを巻いて入ったはいいけど…広すぎんかこれ？そして本格的。洋風から和風にジョブチェンジ。凄い(語彙力)
驚いたけど入んなきゃ損だな。まずは髪や身体を一通り洗って、髪をお団子に括るとそっとつま先からお湯に入れる。
『く…はぁ…いい湯加減…』
はえー…こんな気持ちいい温泉に一人で居れるなんて贅沢だなぁ…後でエーミールにはお礼言わないと。ぱしゃぱしゃと脚で水を蹴りながら楽しむ。
『もう少し奥の方でも行くかな…よっと。』
そう思って立ち上がったてタオルを引き寄せた途端ガラリと引き戸が開いて…
Ci「あ」
『え』
『「………」』
驚きで声を上げようとしたのだがそれをすぐさまチーノに塞がれる。なんで？と思っていると、
Ut「チーノぉー！どこ行ったんや…あ、風呂か？」
『！？』
Ci「ごめんちょっとこっち！」
大先生の声が聞こえた途端チーノは俺を引っ張り露天風呂の岩陰に隠れる。ちなみにタオルで裸は見られてない…はず。
Ut「チーノ？いるんやろ？トントンが呼んでたで！」
Ci「すいません兄さん！すぐ上がるんで！」
Ut「おん、はよしろよ。」
大先生の呼び掛けにチーノが岩陰から返事をすると大先生は怪しむことも無く出ていった。
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暁 - うっひょほおおおおお！！！！！(大☆歓☆喜☆)ｸﾞﾍﾍ (9月7日 20時) (
レス) @page10 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - （＾ω＾）さん» あぁぁあ申し訳ありませんご指摘ありがとうございます！修正しました！ (2020年11月7日 10時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
（＾ω＾） - あの、44ページの所、grさんの一文が、htさんになってます。外部から失礼しました。 (2020年11月6日 3時) (レス) id: 9c41c19b82 (このIDを非表示/違反報告)
なきゃむきゃ - 好き (2020年11月1日 17時) (レス) id: b94c94b096 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - エロイ (2020年7月18日 21時) (レス) id: 1cf413de79 (このIDを非表示/違反報告)
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