意外だなぁ… ページ34
オスマンが去った後、元の服に着替えて俺はベッドの上のプレゼントに目を向ける。実は一つだけ、後にしようと避けていたものがあった。それは黄緑色の箱。言わずもがなゾムからのものだろう。
避けていた理由としては、入っていたのが嫌なものだったりしたらそれはそれでオスマンに気を使わせてしまうし、ゾムにも申し訳ないかな…なんて思ったりしてたから。プレゼントに嫌なものはないだろうが一応…ね。
『…よし、開けよう。』
爆弾でも銃でもなんでもいい。とりあえず変なものじゃなければ…
『えいっ！…あれ？』
意を決して開けてみるとそこにはぬいぐるみ。想像の斜め上を行くものだった。けどこれって…どっかで見たこと…
『あっ…ゾムのパーカーに描いてあるやつだ。』
確かクリーパーだっけ。それのぬいぐるみ。しかもデカい。抱き枕にしてもいいくらいデカい。そしてもふもふしてる。
『…良いな、これ。』
俺としてはこれが何気に一番気に入った。寝る時のお供に最適だよ…ありがとうゾム。
クリーパーに顔を埋めてそんなことを思っていると段々眠くなってきて、俺はそのまま眠りに落ちてしまった。
………
Zm「ふっふーん♪撒いたかな？」
はぁ…シッマもしつこいなぁ…置いてあったプリン食べただけやんけ。名前書いてなかったのが悪いやん。
Zm「さて何処に行こう…あ。」
そうや、Aの所いこう。本人の許可なしに吸わんとグルッペンに約束されたし手は出さんけど、プレゼントの反応見てみたいやん？
そう決めた俺はダクトを通り、Aの部屋の上へと到達した。
Zm「よいしょっ…お邪魔します！」
挨拶しながら部屋に入ったけど…寝てるな。近くのテーブルには開けたあとの空箱が散らばっとる。てことはもう開けたんやな。なら寝顔拝見してから帰ろ…ん？
寝てるAにそっと近づいて寝顔堪能しよ思たら…俺のあげたクリーパーのぬいぐるみ抱いて寝とる。え？これ…
Zm「ごっつ可愛いやんっ…！」
つい声を押し殺してそう言ってしもた。だってぬいぐるみ抱いて寝てんやで？しかも俺のあげたやつ。ヤバいよいろんな意味で。
Zm「今さらやけど…これ見るとあんとき悪いことしたなぁ…俺。」
俺もはしゃぎすぎたんやなぁ…だってあんなに綺麗で美味そうなやつ見たの初めてやったし、可愛がりたいと思うやん。あ、初めてが欲しいってのは本音。
ま、ええわ。俺らの嫁さんなんだし。
俺はAの頬に軽くキスするとダクトへと戻った。
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暁 - うっひょほおおおおお！！！！！(大☆歓☆喜☆)ｸﾞﾍﾍ (9月7日 20時) (
レス) @page10 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - （＾ω＾）さん» あぁぁあ申し訳ありませんご指摘ありがとうございます！修正しました！ (2020年11月7日 10時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
（＾ω＾） - あの、44ページの所、grさんの一文が、htさんになってます。外部から失礼しました。 (2020年11月6日 3時) (レス) id: 9c41c19b82 (このIDを非表示/違反報告)
なきゃむきゃ - 好き (2020年11月1日 17時) (レス) id: b94c94b096 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - エロイ (2020年7月18日 21時) (レス) id: 1cf413de79 (このIDを非表示/違反報告)
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