起きた時 ページ4
ん、んん？また俺気絶したのか……ゆっくり起き上がるとそこは元々俺が寝ていたベッド。
…少し首が痛いな…しかも包帯いつの間にか巻かれてるし。あいつがやったのか？
首をさすりながらそう思っていたら、思い切りドアが開かれまた別のやつがやってきた。
Zm「あ！起きてる！」
そいつは俺に近づくとにぱっと笑って横に立った。
Zm「なぁなぁグルッペンが連れてきた人間ってお前やろ？」
『…そうらしいな。』
Zm「あはーやっぱり？グルッペンが好みそうな匂いするもんなぁ……もちろん、俺もやけど。少しくらいなら…味見してもええよな？」
すっと目を細めるとゆっくり口を開いた。そこにはぎらりと光る鋭い牙。
まずい、また噛まれる…！
そう思った時、またドアが開いて次は赤いマフラーの人物がやってきた。そいつはパーカーのやつに拳を振り下ろす。ゴンッと重い音が鳴った。
Zm「いっだぁなんやねんトントン！ええとこやったのにぃ！」
Tn「言い訳無用！初対面なのにいきなり吸血するやつがあるか！」
…なんかこいつなら少しは話通じそうだな。
『えっと…喧嘩の前に俺はなんでここに連れてこられたのか教えて欲しいんだが…』
そう言うと赤いマフラーのやつは俺に向き直って
Tn「すまんな…この緑パーカー…ゾムは少し我慢ができんとこがあってな。ちなみに俺はトントンや。よろしく。早速やけど立てる？」
『それなら問題ない。』
ベッドから降りると少しはふらつくが…歩けないほどではないな。
Tn「その…ここに連れてきた理由なんやけど、これからうちのリーダーのとこに案内するからそこで聞いてや。」
『リーダーって…まさか』
Tn「もう会ったやろ？金髪赤目の吸血鬼。聞いたところによるとあいつもいきなり吸血したらしいやんけ…すまんな…痛かったやろ。」
『あー…うん。気にしなくていい。』
痛みは一瞬のことだったしあと感じたのは吸われる感覚くらいだったしな…
Zm「まぁこんだけ甘い匂い撒き散らしてればグルッペンも食いつきたくなるよ。俺だって今すぐその首に食いつきたいなぁ…トントンもそうやろ？顔しかめて…隠せてへんぞ。」
Tn「…余計なことは言わんでよろしい。さ、こいつはほっといてついてこい。"みんな"も待ってる。」
トントンはそう言うと早足で部屋を出ていく。
…ん？待てよ？みんなって？
Zm「ちなみに他にもまだ仲間は居るで。しかもみんな吸血鬼や。」
……最っ悪かよ。
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暁 - うっひょほおおおおお！！！！！(大☆歓☆喜☆)ｸﾞﾍﾍ (9月7日 20時) (
レス) @page10 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - （＾ω＾）さん» あぁぁあ申し訳ありませんご指摘ありがとうございます！修正しました！ (2020年11月7日 10時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
（＾ω＾） - あの、44ページの所、grさんの一文が、htさんになってます。外部から失礼しました。 (2020年11月6日 3時) (レス) id: 9c41c19b82 (このIDを非表示/違反報告)
なきゃむきゃ - 好き (2020年11月1日 17時) (レス) id: b94c94b096 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - エロイ (2020年7月18日 21時) (レス) id: 1cf413de79 (このIDを非表示/違反報告)
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