良くも悪くも…って体質だよね ページ27
『…う、あれ…？はっ！』
やべ、俺寝てた？飲んだ薬の副作用かなんかかな…あれからどれくらい経ったんだろ。するとベッドを仕切っていたカーテンが開かれしんぺい神が顔を覗かせる。
Sn「お、Aちゃん起きた。体はどう？まだしんどい？」
朝の体の暑さはもうないな…大丈夫そう。
『大丈夫だ。もう問題ない。』
Sn「それは良かった。Aちゃん昼過ぎても寝てるからちょっと心配しちゃった。」
oh…そんなにか。みんなには心配かけただろうな…
Sn「薬を飲んだあと体の火照りは直ぐに引いてはいたんだよね。けど薬の成分のせいで深く眠ったってことは君、結構薬効きやすいタイプ……なんでしょ。」
『大正解。病気や怪我は治りやすいんだけど副作用にはてんでダメでさ…眠くなる頭痛薬とか飲むと寝ちゃうよね。』
そのおかげで幾度か居眠りして先生に怒られたっけな…そう話していると扉が開きオスマンが入ってきた。
Os「あっAちゃん起きてる！体は？もう平気？」
『平気だって。それよりあの後何かあった？』
Os「そうそう聞いてよ。あのな…」
聞くところによると、あの後何事もなかったかのように食堂に来たゾムにグルッペン、トントン、オスマンから食事しながら説教をされ挙句の果てには書類倍増と粛清を食らったという。
Os「女の子ぶっ倒れるくらい麻酔入れたんやから当然の仕打ちやな。本人は入れたのは少しだけって最後まで否定してたけど。」
『あ、それは多分本当だよ。』
Os「あるぇ？そうなん？」
さっきまで話してた俺の体質のことを話すと
Os「はえー…君も難儀な体質もってるなぁ…もしかして長い間眠ってたのもそれ？」
『うん。』
だって効きやすいんだもん。しょうがないね。すると俺のお腹がぐぅっと鳴った。…そういや腹減ったな。
Os「朝から何も食べてないんだもんな。ちょっと待ってて。何か軽食取ってくるな。」
そう言ってオスマンは立ち上がると部屋を出ていってしまった。
Sn「やれやれ、Aちゃんも災難だったね。」
『…ここに来た時から想定外のことはあるだろうなとは思ってたから。』
Sn「そっか、ところでさぁ…実は俺も興味あるんだよね君のこと。」
…なんだって？俺に興味？
Sn「まぁ要するにさ…ちょっと味見させて？」
やはりか。うーんでもしんぺい神には治療してもらった借りがあるし少しだけなら…
『いいよ、ただし手からな。』
Sn「了解了解♪じゃあちょっと失礼。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 446人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
暁 - うっひょほおおおおお！！！！！(大☆歓☆喜☆)ｸﾞﾍﾍ (9月7日 20時) (
レス) @page10 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - （＾ω＾）さん» あぁぁあ申し訳ありませんご指摘ありがとうございます！修正しました！ (2020年11月7日 10時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
（＾ω＾） - あの、44ページの所、grさんの一文が、htさんになってます。外部から失礼しました。 (2020年11月6日 3時) (レス) id: 9c41c19b82 (このIDを非表示/違反報告)
なきゃむきゃ - 好き (2020年11月1日 17時) (レス) id: b94c94b096 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - エロイ (2020年7月18日 21時) (レス) id: 1cf413de79 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
