動物に嫉妬？やめなさい ページ23
ひとらんの許可を得てすやすやと眠るコアラを抱えて部屋に戻る。その間もコアラは起きる様子はなかった。
『こあらっぴくんがいるおかげでお腹がすっごいぬくい。可愛いなぁ…』
コアラって触れる機会ないから今凄いほくほくしてるよ俺。いやぁ幸せ。
ふわふわと撫でながら満喫していると扉がコンコンとノックされて、
Shp「ショッピっす。入ってもいいですか？」
『お、いいよ』
まもなく扉が開いてショッピが入ってきて、目を丸くして俺を見た。
Shp「それ…俺んとこの。」
『ショッピの使い魔なんだろ？ひとらんとこで戯れてたらこのまま寝ちゃって…離そうとしても離してくれないから連れてきちゃった。』
コアラを抱えてへへ…と笑うとショッピは少し顔を顰めた。
『…どうした？』
Shp「…いえ、なんでもないっす。それよりうちのがすいません。」
『別にいいよ。モフれて俺、すっごい満足してんだ〜♪』
俺が機嫌よくそう言うとショッピは更に眉間のシワを深くして、コアラをじっと見つめる。するとビクッとコアラが起きて、ショッピを見ると震えだし俺のお腹に顔を埋めてしまった。
『ショッピ…？』
Shp「…使い魔なのになんで主人より先にAに触れてんねや。こっち来い。」
敬語が外れ、さっきより低くなっている声に俺もゾクッと鳥肌がたった。しかしこれじゃあコアラが可哀想だ…ん？もしかして…
『…嫉妬してんのか？』
Shp「…嫉妬、俺が？」
あれ？もしかして嫉妬してる自覚ないパターン？
『ふっ…ははっ…！そうか、嫉妬してんのか使い魔に！しかも気づいてないと来たもんだ。』
Shp「は？いや、その、違います…よ？」
『ならなんで疑問形なんだ。』
そうか嫉妬かぁ…俺はしたことはあってもされたことはないな。…でもなんで嫉妬したんだ？
そう聞こうと思ったら目の前にショッピの顔があって…
Shp「そんなに笑って…俺を煽ってるんです？いい度胸してますね。」
『え、そんなつもりじゃ…』
Shp「…もう遅い。」
すると唇を重ねられ、チクッとした痛みが走る。咄嗟につき飛ばそうとしたが手を抑えられた。
ヌルッと分厚い舌が入り込み口内を蹂躙する。この時に舌も噛まれて血が出たらしくじんわりと血の味がした。
俺が息切れ仕掛けた時にショッピは唇を離して
Shp「…俺らはいつでも食う機会を狙ってる。何が俺らの引き金になるか分からんからな？」
と、言ってコアラを引き剥がすと部屋を出ていってしまった。
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暁 - うっひょほおおおおお！！！！！(大☆歓☆喜☆)ｸﾞﾍﾍ (9月7日 20時) (
レス) @page10 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - （＾ω＾）さん» あぁぁあ申し訳ありませんご指摘ありがとうございます！修正しました！ (2020年11月7日 10時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
（＾ω＾） - あの、44ページの所、grさんの一文が、htさんになってます。外部から失礼しました。 (2020年11月6日 3時) (レス) id: 9c41c19b82 (このIDを非表示/違反報告)
なきゃむきゃ - 好き (2020年11月1日 17時) (レス) id: b94c94b096 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - エロイ (2020年7月18日 21時) (レス) id: 1cf413de79 (このIDを非表示/違反報告)
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