ゞ ページ22
そんな事を思っていると奥の方からひとらんが立派な白馬を連れてきた。うわ、初めて見たぞ白馬なんて。
Ht「この子は俺の相棒の外道丸だよ。かっこいいでしょ。」
『うん…凄い…』
デカイな…こん中では一番でかいんじゃないか？
Ht「…乗ってみる？」
『…いいや。今はこの子達に構ってあげないと…』
さっきから俺の腕やら足やらにまとわりついてるんだよね。立ったまんまでも辛いしどこか座る場所……少しキョロキョロしてるとデカイ木が目に付いたので俺はそこに座った。
ひとらんが餌をやっているのを見ながら犬やコアラ、猿を撫でていると、急に猿と犬が喧嘩し始めた。
『ちょ…こら！やめて！』
それでも喧嘩はヒートアップしていって俺はその巻き添えでガリッと頬を引っかかれてしまった。
『いって…！』
Ht「あっこらっ！」
騒ぎに気づいたひとらんが犬と猿を掴んで俺から離す。
Ht「A！大丈夫？」
『うぅ…少し血が…』
つぅ…と血が頬を伝う。するとひとらんがピタッと止まったと思ったらマスクをずらし傷口をペロッと舐めてきた。
『え』
Ht「ん…あっま…」
軽くちゅうっと吸うとひとらんはハッとして
Ht「あっ！ごめん！つい…」
『あー、うん、大丈夫よ？』
びっくりしたけどね。うん、もうなんか突然の出来事には慣れてきたよ。
Ht「あの…うちの子達がごめんね。後でしつけとくから。」
見るといつの間にか犬と猿には首輪か付けられている。そして心無しかしょんぼりしているようにも見えた。俺はコアラは抱えたまま二匹に近づくと、
『大丈夫、気にしてないよ。でもこれからは仲良くしようね？』
と言って撫でれば二匹は目に見えて嬉しそうにした。うんうん、動物も元気が一番だ。
Ht「…Aって動物には甘いんだね。そんなところが可愛いけど(ﾎﾞｿｯ)」
『ん？なんて？動物は可愛いぞ？』
するとひとらんは苦笑してしまった。俺変なこと言ったかな〜
『…でさ、俺この子どうすればいいかな？』
実は中途半端にファスナーを空けてたパーカーの中にコアラ入れてたんだけどいつの間にか眠ってしまって…迂闊に起こせない。離そうとしてもギュッと中の服を掴んで離してくれない。
Ht「しまった。その子は寝ると中々起きないんだよね…Aをいつまでもここにいさせる訳にも…」
『…なら一旦部屋に連れてってもいい？』
Ht「…Aがいいなら、いいよ。」
お、やった。これでまだモフれるわ。
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暁 - うっひょほおおおおお！！！！！(大☆歓☆喜☆)ｸﾞﾍﾍ (9月7日 20時) (
レス) @page10 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - （＾ω＾）さん» あぁぁあ申し訳ありませんご指摘ありがとうございます！修正しました！ (2020年11月7日 10時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
（＾ω＾） - あの、44ページの所、grさんの一文が、htさんになってます。外部から失礼しました。 (2020年11月6日 3時) (レス) id: 9c41c19b82 (このIDを非表示/違反報告)
なきゃむきゃ - 好き (2020年11月1日 17時) (レス) id: b94c94b096 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - エロイ (2020年7月18日 21時) (レス) id: 1cf413de79 (このIDを非表示/違反報告)
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