また闇に ページ3
連れてこられたのはある一室。
そこにははっと目を引くような金髪と深紅の目をした美形の男性がいた。
Gr「おやおや…シャオロン、どうしたんだ？」
Sha「こいつ、逃げ出してたんよ。捕まえて連れてきた。」
Gr「ほぅ？」
そいつは立ち上がると真っ直ぐ俺に向かってくる。そしてくいっと顔を上げられたので睨み返してやった。
Gr「…いい目だ。やはり俺が見込んだことはある。」
Sha「なぁグルッペン、後で俺にも食わせて。さっきから尋常じゃないほど甘い匂いして耐えられんしなぁ…」
そう言いながらもそいつは部屋を出ていってしまった。
でも……
…甘い…匂い？
『…どういうことだ。』
Gr「まぁ…こういうことさ。」
すると突然首元に顔を埋められ、ﾌﾞﾂｯと音を立てて皮膚に牙が食いこんだ。
『あ…ぅ…！？』
じゅるりと音を立てて、血を、吸われている。ビリビリとした快感が全身を走り力が抜けそうだ…だが必死に耐える。
『うあ……やめ…ろ…』
Gr「はぁ…やはりな…とてつもなく甘い…」
そいつ…グルッペンだったか？低くて甘い声を耳元で言うものだから色々、なんか、キツい…
Gr「それにしてもだいぶ吸ったはずなのに立っていられるとは…思ったより気が強いようだ。ますます俺たちの傍にいるのに相応しい……」
『んだと…？』
…あぁもうダメだ。貧血になってきたのかまた意識…が…
Gr「おっと、気を失ったか。いきなり吸血されたから無理もないな。にしても……思ったより起きるのも早かったな。これなら今日中にはみんなにも紹介出来るだろう。楽しみだな……」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 446人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
暁 - うっひょほおおおおお！！！！！(大☆歓☆喜☆)ｸﾞﾍﾍ (9月7日 20時) (
レス) @page10 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - （＾ω＾）さん» あぁぁあ申し訳ありませんご指摘ありがとうございます！修正しました！ (2020年11月7日 10時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
（＾ω＾） - あの、44ページの所、grさんの一文が、htさんになってます。外部から失礼しました。 (2020年11月6日 3時) (レス) id: 9c41c19b82 (このIDを非表示/違反報告)
なきゃむきゃ - 好き (2020年11月1日 17時) (レス) id: b94c94b096 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - エロイ (2020年7月18日 21時) (レス) id: 1cf413de79 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
