罰は必要だよね？ ページ13
グルッペンに連れられさっきの部屋に戻るとトントンに説教されてる鬱先生の姿が目に入った。…あれだと小一時間コースでは？
Tn「年端もいかぬ女の子の血ぃ吸った挙句勢い余って抱こうとしたなんざほんまぐうクズやな？今から粛清したるから覚悟せぇやぁ…」
Ut「ﾋｪｯ…トンちゃん堪忍なぁ…」
あーあーなんでここの奴らはこう…喧嘩っぱやいんだ…俺は大丈夫だってのにさ…
『トントン、いいよそこまでしなくても。俺は気にしてないよ。』
Tn「A…でもこいつはお前を抱くまでするつもりやったんやぞ！？外の世界では犯罪なんやろ？」
…まぁそうだけどさ。相手は吸血鬼で、俺は人間。食う側と食われる側なんだからしゃーないだろ…
『…じゃあさ、俺が鬱先生の罰決めてもいい？』
Tn「…Aがそれで納得するなら…まぁ…」
少々渋ったが大丈夫そうだね。さて…
『鬱先生、煙草好き？』
Ut「へ？まぁ…好きやけど…」
Zm「そいつ、重度のヘビースモーカーやぞ。」
『なら好都合。これから一週間煙草禁止ね。』
Ut「うええ！？ちょ、それキツいって！」
おや、思ったより焦るね。どんだけ好きなんだよ…体に悪いぞ。それと…
『あと…ごめんちょっと立ってくれない？腹パンさせて(ﾆｯｺﾘ)』
Ut「え、腹パン？そんなんでええの？人間ならともかく俺ら吸血鬼に女の子の腹パンなんてたかが知れて…」
『っらぁ！！』
Ut「ゴファッ！？」
俺が全体重をのせるように腹パンを繰り出すと鬱先生は後ろに倒れて気絶してしまった。なんだ、吸血鬼も大したことないな。また持ち直される覚悟してたのに…
Rb「え、ええ…ぇぇえ……？」
Em「おやまぁ…」
Ci「うそん……」
『へへっ』
唖然としてる一同に振り返って二っとピースしながら笑ってみせれば数名顔が赤くなった。…なんで？
Kn「おっまえやるなぁ！人間のくせに！」
Ht「ひ弱な女の子とは違うって言ってた意味ようやく分かったよ…なんか習ってた？」
『護身術をね。他にもいろいろ出来るよ。』
と言ってやったらグルッペンが豪快に笑い始めた。
Gr「ハッハッハッハ！それでこそ俺が見初めた女だ！けど…この世界ではやはり非力の部類。これを持っていろ。」
そして渡されたのは赤い石が着いた短剣。
Gr「お前を連れてくると決めてから作った特注品だ。万が一の時はこれで自分の身は守るといい。」
『…ありがと。』
トントンといいグルッペンといい…俺に対して少し過保護すぎんか？
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暁 - うっひょほおおおおお！！！！！(大☆歓☆喜☆)ｸﾞﾍﾍ (9月7日 20時) (
レス) @page10 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - （＾ω＾）さん» あぁぁあ申し訳ありませんご指摘ありがとうございます！修正しました！ (2020年11月7日 10時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
（＾ω＾） - あの、44ページの所、grさんの一文が、htさんになってます。外部から失礼しました。 (2020年11月6日 3時) (レス) id: 9c41c19b82 (このIDを非表示/違反報告)
なきゃむきゃ - 好き (2020年11月1日 17時) (レス) id: b94c94b096 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - エロイ (2020年7月18日 21時) (レス) id: 1cf413de79 (このIDを非表示/違反報告)
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