お風呂上がりの【Zm,Em】 ページ18
俺がみんなと契約を交わして2ヶ月ほど経ったある夜の事だった。前と変わりない生活をしていた俺は、部屋でなんとなくベッドで横になっていた。
『何もないって平和だ…』
今日は特に何もする気が起きないし、予定も今のところもうない。このまま行くと眠くなる気がする。
『…あ、ダメだ風呂入らなきゃ』
寝てはダメだ。まだお風呂入ってない。俺はむくりと起き上がると、どうせだしと久しぶりに普段使っている自分の部屋の風呂ではなくみんなが使っている大浴場の方に足を向けた。がらりと更衣室の引き戸を開けるとそこには、
Zm「んぁ？」
Em「あっ」
『ふぇっ？』
そこにはまだ上がったばかりなのか湯気を立たせながら髪を拭き、腰にはタオルを巻いているゾムとエミさんがいた。上半身裸のふたりの、薄くもちゃんと筋肉が着いている腹に滴る雫が、妙に色っぽい。
『あっ、ふあ、ご、ごめんなさいっ！！』
俺はさすがにいたたまれなくなって更衣室から飛び出した。そして自分の部屋に戻るとベッドにダイブ。
『あ、や、やってしまった…』
何気に初めて見た2人の裸。2人とも細めなのに、やはり男の人なのかがっしりとした体つきだった。見てしまった申し訳なさで悶々としていると、バタンと勢いよく扉が開いてまさかのゾムとエミさんが入ってきたのだ。
『んえ！？』
Zm「よっ！」
ゾムは意気揚々と、エミさんは少し顔を赤らめながら入ってきた。
『な、なんで！？てかゾムまだ上半身裸！！！』
Zm「だってお前のあんな顔みたらすぐ追いかけたくなるやん。なぁエーミール」
Em「私に話を降らないでくださいよ…」
かく言うエミさんもいつもと違い、上はシャツ1枚だし第三ボタンまで外していて鎖骨が見えている。2人ともまだ髪がしっとりと濡れていて、見られてすぐ来たのが分かった。2人は俺に近寄り、ベッドに乗る。俺はクリーパーのぬいぐるみを腕に抱いたまま2人に向き合った。
『…それで、なんで来たのさ』
Zm「まぁ率直に言うとからかいに来た！」
『はぁ？』
Zm「お前顔真っ赤にして俺たちの事見るんやもん。反応が可愛くて」
『うぐ…さっきはごめん…てか可愛いは余計』
Em「いいんですよ。タイミングが悪かっただけですし…」
エミさんの言うことに少しはほっとする。
Zm「いやでも…いつまでそれ、持っとるん？」
『あっ』
突然ゾムにぬいぐるみを取られ、ぬいぐるみはベッドの外に放り投げられてしまった。
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暁 - うぁ"...エッ((( ｴﾌﾝｴﾌﾝ最高ですね！！！！！ (9月8日 14時) (
レス) @page30 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ミックスベリー - 応援しています！！！ (2021年10月25日 0時) (レス) @page30 id: ff705752ad (このIDを非表示/違反報告)
パソコンの精 - こんなご時世ですが頑張って下さい！応援してます！ (2020年12月13日 9時) (レス) id: 8d2541acc6 (このIDを非表示/違反報告)
霊華(プロフ) - おはようございます作者様！番外編ありがとうございますっ！！ちょっと寂しいなぁーって思って探してたら番外編、、、！これからも更新頑張ってください！！体調にもお気をつけて！ (2020年10月22日 7時) (レス) id: 167133acde (このIDを非表示/違反報告)
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