箱詰めとか聞いてない【Kn】 ページ16
Knさんと箱詰めされたよ！
理由→狐面のマッドサイエンティスト
『…コネシマ。』
「なんや。」
『どーするこれ。』
「知るかんなもん。待つしかないやろ。」
『そーだよなぁ…』
恐らく正方形であろう立方体に突如押し込められ、座っているコネシマの胸に、Aが体を預けている状態となっていた。Aは内心あのマッドサイエンティストをここから出たら蹴り倒そうとめちゃくちゃ思っていた。
「くそっ…せまっくるしくてしゃあないわ。」
『ほんとそれな。早く出れればいいのにね。』
「…おう。」
『…さっきから反応素っ気なくない？どうしたの？』
「ほっとけ。何でもねぇよ。」
『…そか。』
狭いところに入れられて機嫌が悪いのだろうと、Aは深く言及はしなかった。ポスンとコネシマの胸に耳を当てると、ドクドクと心臓の音がした。
『…シッマ。』
「あん？」
『シッマの心臓の音、落ち着くね。お前は体温も他の奴らより高いから、あったかくて、安心する。』
「おー…」
『…みんなシッマはうるさいとか言うけど、時々図書室で真面目に本読んでるの、俺知ってるよ。』
「あー…」
きゅっとKnの体を抱きしめると、ふにゃぁと笑って、
『お前、見かけによらず真面目だよな。俺、そういう所大好きだ。あ、もちろんいつものテンションも楽しいから好き。』
「…はぁぁぁぁぁ…」
『え、なに。』
「お前、なんでこのタイミングでそれ言うんや。別に今じゃなくてもええやろ。」
『…素っ気ないの、寂しいもん。』
ガァンッ！
ぷくぅ、と頬を膨らませ拗ねたように言えば、コネシマは箱の壁を思い切り叩いた。それにAはびくりと体を震わす。
『ど、どしたの。』
「ほぉほぉそーか…俺が我慢しとるっちゅうのにお前は構って欲しいと？いつもは俺たちから好意を示さんと返してくれへんくせにこんな時に好きとか…ずるいやんなぁ…ここでたら覚悟せぇよ。存分に構い倒してやらぁ…」
『ﾋﾟｪ』
べろりと舌なめずりするコネシマにガチでAの喉がひゅっとなったが、それはコネシマの乱暴な口付けによって飲み込まれた。
『ん、ぅ…ふ…んにゃら…』
「ああ…？嫌じゃないやろ。どんどんとろけてきてんぞ。」
『んぅ〜…！』
舌で弄ばれたところで箱から解放され、そのままコネシマはAを連れ込んで存分に構い倒したのであった。
「まぁキスやふれあいだけだけどな。」
『それ以上の事やるつもりだったなら叫んでたわ。』
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暁 - うぁ"...エッ((( ｴﾌﾝｴﾌﾝ最高ですね！！！！！ (9月8日 14時) (
レス) @page30 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ミックスベリー - 応援しています！！！ (2021年10月25日 0時) (レス) @page30 id: ff705752ad (このIDを非表示/違反報告)
パソコンの精 - こんなご時世ですが頑張って下さい！応援してます！ (2020年12月13日 9時) (レス) id: 8d2541acc6 (このIDを非表示/違反報告)
霊華(プロフ) - おはようございます作者様！番外編ありがとうございますっ！！ちょっと寂しいなぁーって思って探してたら番外編、、、！これからも更新頑張ってください！！体調にもお気をつけて！ (2020年10月22日 7時) (レス) id: 167133acde (このIDを非表示/違反報告)
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