ゞ ページ13
お次は医務室。
『ペ神〜!Trick or Treat!』
Sn「あら〜Aちゃんやんかっこかわいい。」
『…あれ?兄さんもいる!』
Ni「おう、たまたまな。そういや今日はハロウィンか。」
『そうそう。だから兄さんも!』
そうやってねだれば、2人はくすっと笑って、
Sn「生憎お菓子は持ってへんなぁ」
Ni「だから、いたずらしてってええよ。」
『わあほんと?ん〜…』
…え、どーしよこの2人にいたずらとか後が怖い気がするのだが。うーん…あ。
『…ちょっと待ってて。』
「「?」」
俺は足早に一旦医務室を出るとあるものを持って戻ってきた。
『兄さんこれ。』
かちゃん、と兄さんの首に付けてやった。
『前に首周り噛み跡だらけにしたお返し。今日1日それで過ごしてね。その紫のストールも外す。』
Ni「なるほど…確かにこれは恥ずかしい。」
『でしょ。ペ神は…』
なにされても余裕そうにしそうなペ神へのいたずら。それは…
『さっきペ神のお酒全部割ってきた!』
Sn「はぇ!?嘘でしょAちゃん!?」
『ほんと!秘蔵のお酒はさすがに避けたけどそれ以外割った!』
Sn「うっわマジかぁ…なかなかやるね…」
『へへーん。じゃあまた後で〜』
足取り軽く食堂へと戻るため廊下に出る。ちなみに割ったお酒なのだけれど実は嘘。嘘をつくのもいたずらに入るかな?その後食堂に戻った俺はさっきのみんなに声をかけ、無事お菓子を貰えた。ゾムは「お前にいたずらされるのも興味あるけどな。」とは言っていたけれど。みんなの元を回り終わり、最後にいつの間にか自室に戻っていたグルッぺンの元へと行く。
『グルッぺーン!Trick or Tre』
Gr「Trick yet Treat」
『えっ』
突然言い返されて、俺は固まってしまう。確か、それって…
Gr「お菓子はいいから…いたずらさせろ。」
『あっ…』
端正なグルッぺンの顔がそばに来たかと思うと、そのまま口付けられた。
『んっ…ふあ…』
深くキスされて、軍帽のつばが当たりぱさりと床に落ちる。後頭部にも手を添えられて、くしゃりと撫でられた。徐々にその感覚に体の自由が効かなくなり、ソファに押し倒される。足を撫でられて俺はぴくりと体を浮かした。
Gr「んっ…可愛いな。このまま喰ってしまいたい。」
『…意地悪。』
Gr「ふっ、どうとでも言え。」
…あーあ、結局ハロウィンでもグルッぺンには勝てない。…この後甘い時間を過ごしたのは、また別の話。
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暁 - うぁ"...エッ((( エフンエフン最高ですね!!!!! (9月8日 14時) (レス) @page30 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ミックスベリー - 応援しています!!! (2021年10月25日 0時) (レス) @page30 id: ff705752ad (このIDを非表示/違反報告)
パソコンの精 - こんなご時世ですが頑張って下さい!応援してます! (2020年12月13日 9時) (レス) id: 8d2541acc6 (このIDを非表示/違反報告)
霊華(プロフ) - おはようございます作者様!番外編ありがとうございますっ!!ちょっと寂しいなぁーって思って探してたら番外編、、、!これからも更新頑張ってください!!体調にもお気をつけて! (2020年10月22日 7時) (レス) id: 167133acde (このIDを非表示/違反報告)
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