髪を切ろう ページ4
俺は一旦シャワーを浴びるため部屋に戻り、ラフな服を準備すると浴室へと入る。髪を洗っている時、短いのにまだ慣れていないからかいつも髪がかかっていた背中が寂しかった。
浴室を出て着替え、髪を拭きながらソファに腰掛けていると扉がコンコンとノックされる。俺が返事をするとオスマンが入ってきた。
Os「やっほーAちゃん。僕が出かけてる間に大変なことあったみたいやね。」
『まぁね。でも被害はそんなになかったから良かったよ。オスマンはどうしてここに？』
そう聞くとオスマンは髪を切る為のハサミを取り出し微笑みながら、
Os「咄嗟に切ったってことは長さ合ってないやろ？僕がちゃんと切りそろえてあげるめう。お風呂上がりで助かった。ついでにドライヤーもかけてあげるよ。」
『本当か？なら、お願い。』
俺は背もたれのない椅子に座ると、オスマンは髪に手を添えてシャキン、シャキン、と丁寧に切っていき、切った髪は近くのゴミ箱に入れる。
切り終わると次はドライヤーを取り出し、強い風で髪を乾かしていった。前と違って短くなったからこれはすぐに乾かすことができた。
Os「はいおしまい。これでもっと綺麗になっためう！」
『おお…さすがオスマン。ありがと。』
…オスマンって女子力が高いというかなんというか…器用なところあるよね。甘いものも好きだし…そんな風に思っていると次はロボロが突如部屋に来た。
Rb「Aー！襲われたって聞いたけど平気…か…」
入ってきたはいいもののロボロは固まってしまい、真顔になると、
Rb「は？バリかわええんやけど？俺を殺す気か？？？」
『お、おう…』
Os「あー…ロボロショートの子タイプやもんね。」
あ、なるほどね。ショートが好きなのか。ん？でも…
『…ということは前の俺はそんなんでもなかったのか。』
Rb「あ、や、違う！それは違う！Aならロングでもショートでも好きやから！もぉぉぉしょんぼりしないでぇ…」
咄嗟に抱きしめぐりぐりと頭を擦り付けるロボロ。いやいいんだけどさ。でもちょっと不安になっちゃったよね。
Os「はいはい、Aちゃんさっきので疲れてるから離れようね〜。じゃ、また後でね。」
Rb「すまん、後でまた話そうな。」
そう言って2人は手を振りながら出ていってしまった。
『さて、俺はどうするかな。』
暇になったな〜…またひとらんとこの動物小屋にでも行こうかな？それとも本読むか…
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ノア(プロフ) - 黒猫さん» ご指摘ありがとうございます。少し編集させていただきました。 (2020年7月19日 7時) (
レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - ２４ページの最初の方ｋｎさんが喋っていることになってますよ (2020年7月18日 23時) (レス) id: 1cf413de79 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん(プロフ) - 面白かったです！星も綺麗ですよ(*´▽｀*) (2020年6月26日 23時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
一月鈴華(プロフ) - ロリ化の話最高すぎです！ニヤニヤしながら更新待ってます！ (2020年6月22日 8時) (レス) id: a228d6db47 (このIDを非表示/違反報告)
缶コーヒー - 面白いです！しかも私も吸血鬼パロ好きなんですよー(⌒▽⌒)ｵｿﾛｲﾃﾞｽﾈなので気長に更新、お待ちしておりますー (2020年6月7日 18時) (レス) id: b386527986 (このIDを非表示/違反報告)
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