気づいた恋心 ページ36
Aを女だと知ったところで俺たちの関係は変わらない
強いて言うなら一線引かれることがなくなったことだ
A『クロ〜水運ぶの手伝って〜』
(黒尾)「お嬢さんなんでこんな量運んでんの。自分を少し考えたら」
A『監督に押し付けられたんです〜入れ物濡れてるし、持ちにくい』
話し方も俺の呼び方も変わった
(黒尾)「お嬢さん？何個か運んだからだと思うんだけど、えっと〜その、透けてる」
A『え！？あ、ホントだ。どどどっどうしよ』
(黒尾)「これきときな」
バサッ
A『ありがと』
このときはまだ面倒のかかる妹ができたような気がするだけだった
＿＿＿
(黒尾)「大浴場は〜あった、あった。この校舎は無駄にでかい」
体を洗い別室の風呂のドアをあける
ガラッ
A『え？』
(黒尾)「あっ」
A『なんで入ってきてんの！？』
(黒尾)「お嬢さんこそなんで浴場いんの！？」
A『ここ大浴場とは別の風呂！！マネジャーさん達が入った後あくから使ってんの！！』
(黒尾)「俺、間違えた？」
A『マネージャーさん達が入ってるときじゃなくてよかったね』
(黒尾)「処刑されるとこだったわ。まあいっか、お嬢さんだし」
バシャッ
A『なんでよ！！私も女子だし！！』
(黒尾)「裸の付き合いも大事よ」
A『それ同性どうしで使う言葉。って普通にくつろいでるし』
・・・結構内心は死蔵バクバクだった
緊張を紛らすようにAに話しかけた
(黒尾)「お嬢さんはさどうしてもうまく行かない時ってどうする？」
A『バレーのこと？音駒についてでしょ』
(黒尾)「バレバレだね〜．．．このままじゃダメだ。音駒は変わらないと」
A『これからクロが引っ張っていくの？』
(黒尾)「やっくんと海は俺を主将にって思ってるみたい。俺そんな頼りがいないでしょ」
A『確かに』
(黒尾)「少しは否定してくれても」
A『でも、クロなら音駒を強くできると思ってるよ。なんやかんやみんな信頼してるし、主将はこの人と一緒にバレーやりたいって思える人がなるべきだって私は思ってる。そこにおいても研磨もクロとならバレーするし私もクロとこれからもバレーしたいって思ってる。地味に、だけど優しいとこあるし』
(黒尾)「ありがと、少し自信ついた」
ほんとAにはかなわないや
俺の心をつかんでくる
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natsu(プロフ) - とても嬉しいです。ハイキューにはすごく感動させられたのでそのシーンをできるだけ再現したく長い話になるのでこれからもよろしくお願いします！ (4月8日 9時) (
レス) id: 44eb94cfd1 (このIDを非表示/違反報告)
りょくちゃ - 物語が最高でした‼️イラストもすごく良かったです。2章も更新楽しみにしています (4月6日 23時) (レス) @page50 id: b106d69826 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - Aiさん» ありがとうございます❣キャラを何度も見直して考えました。そう言っていただけると嬉しいです‼ (3月4日 14時) (レス) id: 44eb94cfd1 (このIDを非表示/違反報告)
Ai - 初コメ失礼します。すごくキャラが忠実で面白いです！これからも投稿楽しみにしています (3月3日 21時) (レス) @page28 id: 982b19d100 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu x他1人 | 作成日時：2024年2月3日 21時
