オールラウンダーな天才ミドルブロッカーの正体は女の子！？

初めて会ったときから ページ33

A『というわけだからほんとみんなありがとね。みんなのお陰でまたバレーができた、好きだった気持ちに気づけた』

・・・




(黒尾)「ほんとお嬢さんは泣かせてくるね」


(小鹿野)「そんなふうに思ってくれてたなんて嬉しすぎだろっ！！」

(大滝)「私もマネとして全力で支えるからっ！！うっ．．．」



A『そんな泣かないでよ。私お兄ちゃんに全国優勝見せるために次の試合も頑張るから、みんなよろしくお願いします』





「「もちろんだ！！」」





(黒尾)「音駒が阻止してやるからな！！」


(小鹿野)「かかってこいってんだ、こっちにはAがいるんだからな！！」

(黒尾)「ブロッコリー狙えば勝てます〜」

(小鹿野)「何だとっ！！





ほんとにこの場所が大好きだ




A『明日も早いからここまでですよ』





(黒尾)「そうだな、そろそろ戻るか〜ツッキー」

(月島)「ツッキーって呼ばないでください」





(黒尾)「後A、途中まで送って〜」


なんでだよ


A『それ普通逆でしょ』

(黒尾)「いいからいいから」






クロとツッキーについて行った
そして烏野の部屋までツッキーを送り音駒の部屋に向かった







(黒尾)「辛い思いさせてごめん、でも話してくれてありがと」

A『なんで謝んのよ？一人で抱え込むのはずっと辛かったから話せてよかった．．．』


にこっと笑ってみせた、ホントは辛くても泣いてばかりではいられない






(黒尾)「そっか、でも泣きたくなったらいつでも黒尾さんとこにおいでね」

クロが頭を撫でてくる



A『ありがと．．．』


クロは今までもずっと私に寄り添ってくれる。ほんと、すっ




クロの大きい手にすり寄り笑うとクロは優しく笑う




ぐいっ





A『ちょっ、クロっ！！』

なんで目の前にクロの胸が！！
それに腕が背中にまわって









(黒尾)「A」

私の名前、






(黒尾)「好きだよ」

えっ．．．





(黒尾)「初めて会ったときからずっと」

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