私の過去 ページ32
A『私元々宮城に父と母と兄と住んでたんだよね。私達2人共バレーの練習会に参加してて、子供あんまりいなかったから兄弟で練習してたんだよね』
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(兄)「まだまだレシーブの基本がなってないな〜」
A『ちゃんとできるもん!!体であげるんでしょ』
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A『兄はバレーの上手さからちゃんとしたジュニアチームに入った。そこで最高の相棒を見つけたらしい。そこからバレーの熱が入りだしてジュニアチームの大会で全国優勝したんだ。小学生の頃宮城に最強のジュニアチームがいたの覚えてる?』
(黒尾)「俺等の頃噂になってたやつか、最強の2人ペアがいるって!!」
A『そう、その1人が私の兄だった。でも中学の強豪への合格が決まった後、私は学校で行けなかったけど兄の最後の練習試合があった。その帰りトラックが兄達の車に突っ込んだらしい』
(大滝)「え...」
(月島)「っ!!」
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(祖母)「え!?家の息子たちが!?」
A『おばあちゃんどうしたの』
(祖母】「A焦らず聞いてね」
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A『父と母は即死、兄は一命をとりとめたけど下半身麻痺、持病の再発、バレーができない体になった。それから兄の病室に行くようにしたんだけど』
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(兄)「なんで、なんで、うわああああああああ」
A『お兄ちゃん...』
(兄)「バレーができないんだ...もう一生っ!!」
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A『兄は毎日泣き叫んで、よくベットから出ようとして地面に倒れてその度に自分を傷つけてさぁ、もう見ていられなくなった。なんでそこまでしてバレーしてんのって、自分を傷つけるんだったら元からやらなきゃ良かったのにってっ、んっ』
なんで涙出てんくんだろう、あのときの兄はもう思い出したくないな
A『そこから数ヶ月して兄も両親の後をおった。そこで埼玉の叔父と叔母の家にきた。バレーはもうやらないつもりだったんだけどお兄ちゃんがなんでそんなにバレーに夢中になったかだけ知りたくなってさ、中学は男子としてバレーをした。そして1年だけでいいから兄が見たがっていた全国高校バレーの景色を見ようと思ってここ選んだ』
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A「私森然高校に行く!!バレーで全国に行く!!』
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A『すぐに辞めるつもりだったんだけど、このメンバーにあって他の高校と触れあって知っちゃったんだ、バレーの楽しさを』
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natsu(プロフ) - とても嬉しいです。ハイキューにはすごく感動させられたのでそのシーンをできるだけ再現したく長い話になるのでこれからもよろしくお願いします! (4月8日 9時) (レス) id: 44eb94cfd1 (このIDを非表示/違反報告)
りょくちゃ - 物語が最高でした‼️イラストもすごく良かったです。2章も更新楽しみにしています (4月6日 23時) (レス) @page50 id: b106d69826 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - Aiさん» ありがとうございます❣キャラを何度も見直して考えました。そう言っていただけると嬉しいです‼ (3月4日 14時) (レス) id: 44eb94cfd1 (このIDを非表示/違反報告)
Ai - 初コメ失礼します。すごくキャラが忠実で面白いです!これからも投稿楽しみにしています (3月3日 21時) (レス) @page28 id: 982b19d100 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:natsu x他1人 | 作成日時:2024年2月3日 21時