月の光る夜空の下で ページ30
森然高校は山奥にあるため学校のすぐ近くにきれいな景色が広がる場所がある
A『ここ、星とか月がよく見えるでしょ。合宿してる人しかわからない穴場なんだよ。悩んだときはいつもここに来るんだ』
(月島)「穴あいたフェンスくぐってまで来たけど大丈夫なんですか？」
A『バレなきゃセーフ、合宿所にも近いしすぐ戻れる』
私が笑うと蛍くんは大丈夫じゃないでしょって顔で見てくる
(月島)「それで話ってなんですか？」
A『えっとね』
いざ話すってなると全然言葉が出てこない、でも話すって決めたから！！
A『蛍くん私の昔にそっくりなんだよね。ずっとバレーの楽しさ分かんなくて、たかが部活なんでこんなに頑張るんだろうって思ってた』
(月島)「っ！！」
A『私２個上に兄がいてさ、バレー大好きでバレーが中心みたいな生活してた。でもバレーできなくなって毎日泣き叫んで、こんなことになるなら始めからやらなければよかったのにって』
あのときはなんでここまでしてバレーするのかわからなかった
あんなになるなら、
(月島)「．．．ですね。」
A『え？』
(月島)「僕もバレーに撃ち込んでる兄がいたんです。よく教えてくれて俺は烏野のレギュラーなんだぞって、スパイク何本も決めてきたっていつも楽しそうに話してくれたっ．．．でも嘘だった。僕にかっこいいとこ見せたくて言ってただけだった。僕が知ってから部屋にこもって、ほんと．．．」
ずっと心のなかに抱え込んでいたんだ．．．
A『だから部活に全力を注がない、それは違うよ』
(月島)「でもAさんだって」
A『思ってただから今は違う、どうしてあんなに頑張ってたかわかったんだよ。去年森然高校のみんなと全国いって、合宿で他校のみんなと触れ合って。やっぱ私ずっとバレー好きだったんだって。一生懸命バレーして本気で部活してやっと気づいた。だから蛍くんもやってみようよ、絶対バレー好きだなって思えるようになるから！！』
蛍くんすごく驚いてる、めっちゃ前のめりに話してしまったからな
(月島)「．．．そうですね、少し考えてみます」
はっ！！
ふふっ
顔色良くなった
よかった〜
A『でも蛍くんはいいじゃん、近くに支えてくれる人がいるから』
(月島)「あ、はい」
ホント羨ましいよ
忠くんがいて家族がいて
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natsu(プロフ) - とても嬉しいです。ハイキューにはすごく感動させられたのでそのシーンをできるだけ再現したく長い話になるのでこれからもよろしくお願いします！ (4月8日 9時) (
レス) id: 44eb94cfd1 (このIDを非表示/違反報告)
りょくちゃ - 物語が最高でした‼️イラストもすごく良かったです。2章も更新楽しみにしています (4月6日 23時) (レス) @page50 id: b106d69826 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - Aiさん» ありがとうございます❣キャラを何度も見直して考えました。そう言っていただけると嬉しいです‼ (3月4日 14時) (レス) id: 44eb94cfd1 (このIDを非表示/違反報告)
Ai - 初コメ失礼します。すごくキャラが忠実で面白いです！これからも投稿楽しみにしています (3月3日 21時) (レス) @page28 id: 982b19d100 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu x他1人 | 作成日時：2024年2月3日 21時
