三番隊副隊長の無口美女は総悟の姉貴！？

第33話 ページ37

ミ「…」


「…」








あの後、転海屋の蔵場当馬のところへ向かうと


偶然、ミツバがいた


それで十四郎を見て倒れてしまったミツバをここまで運んできた






私は寝込むミツバを1人、見ていた


隣の部屋で何やら騒ぐ声が聞こえる


おそらく、また十四郎と坂…銀さんが喧嘩しているのだろう









ミ「…A…姉様……ごめんなさいね…迷惑かけて…」









迷惑かけて…か…


謝るのは私の方なのに……


口に出せない謝罪の言葉、書くことすらも出来ない弱い私。









「(ごめんね…)」







もう一度気を失ってしまったミツバを見つめながら呟く(声は出ないが)


やっぱり私は弱いな……









…隣の部屋に行こう、1人だと余計なことまで考えちゃいそう…



.







.







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銀「おー、A！」


退「A副隊長！副長を止めてください！」


十「てめーにゃ関係ねーっつったばかりだろーが！！！腐れ天パァァ！！！」


銀「んだとコルァ！！！」


十「余計なことに首突っ込むなって言ってんだよ！！」


銀「あァ！？テメェこのヤロー！！」







…







…隣の部屋にもくるんじゃなかった


帰りたいわ









「(今日は疲れる運命なんだな……)」









うるさい3人と疲れ果て、溜息をつく私


そんな4人がいた部屋にある人が入ってきた







ガラッ







蔵「失礼します。皆さま、この度はミツバを運んで下さってありがとうございました。」





…！！



こいつが…






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.








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転海屋…蔵場当馬…

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