お父さんとお母さん ページ3
※怖いものが苦手な人は注意が必要です
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みりかside
元母「みりか、起きて…」
父「はやくしろ！！」
バシッ
朝。
殴られる母を見つつ起床。
父「さっさと飯作れ！！」
バシッ
元母「あつっ…あ、ご、ごめんなさ…」
父「さっさとしろ！」
バシッ
キッチンの方から いい匂いと血の匂いと怒声が聞こえる。
私はいつものように壁際へ行って震えた膝をかかえ、耳を塞いだ。
父「なんだこれは！！
こんなもん食えるか！！」
元母「ごめんなさっ…あぁっ」
お母さんの泣き声を聞きながら箸をすすめる。
ご飯はいつもと同じ、血の味がした。
夜。
元母「もうやめてっ」
父「うるせぇ！」
母親の助けを求める声が隣の部屋から聞こえる。
3日に1回 甘い声がまじるが、その声も聞き慣れてしまった。
これが私の日常 だった 。
元母「みりか…」
み「ママ…？」
この日の夜は違った。
珍しく声が聞こえない事を不思議に思い廊下に出ると、大きなバッグを持ったお母さんがいた。
お母さんは私の頭をくしゃりと撫で、
悲しそうに笑った。
元母「みりか…
みりかも、一緒に…ううん、なんでもないわ。」
み「…？」
元母「ごめんね。お母さんちょっと出かけてくるね。」
お母さんは悲しそうに笑った。
父「聞いてないんだが…？」
突然、後ろからお父さんの声がした。
元母「ﾋｯ…い、いやぁっ」
お母さんの髪をお父さんが ひっぱって部屋の中へと連れていく。
元母「いやっ！いやぁ！！
もう嫌なの！！もう許して！！
やめ、、あ…あぁ…あ…あああああぁっ！！」
いつもとは違う悲鳴を聞いて、何故か私の頬を涙がつたった。
み「ママ…？」
様子を見に、私はそっとお母さんとお父さんがいる部屋の扉を開けた。
父「あ、みりか〜。
お母さんこんな所でねんねしちゃったw」
ニヤニヤと笑うお父さんの視線の先には、
「見たことも無い異様な形をした物体」
がベッドの上に転がっていた。
み「ま…ま…」
ニヤニヤと笑うお父さんがボヤけて見えた。
私の視界はお父さんから天井へと変わった。
そこで私は、意識を手放した。
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すや - なんか『美人な妹ブスな私』が見れなくなってしまいました・・あの小説好きなのに・・・久しぶりにみたいよ〜 (2022年2月27日 20時) (
レス) id: 9da1731d0c (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - りんご?さん» すみません、間違えてました(汗)ご指摘ありがとうございます！！そう言ってもらえて嬉しいです！ (2019年12月14日 13時) (レス) id: 0f00d408d9 (このIDを非表示/違反報告)
りんご?(プロフ) - 父が母に叩かれているだとお父さんが叩かれてる意味になるので、¨母が父に叩かれている¨だと思います…おせっかいすみません！！どうしても気になってしまったので(~_~;)小説とても面白いです！！ (2019年11月28日 1時) (レス) id: a099461a17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ x他1人 | 作成日時：2019年10月9日 22時
