可愛く生まれたかった。

最期 ページ17

みりかside


いつか、こんな日が来るのでは、なんてことは心のどこかで思っていた。


ボーッとしながら、フラフラと歩く。


先程の出来事を思い出し、頭が真っ白になる。


彼「好きです！」


嫌だ。


『私も…』


嫌だ嫌だ…っ


彼「悲劇のヒロインぶってんじゃねぇ！」


嫌だ嫌だ嫌だ！！！！！


ﾄﾞﾝｯｯｯ


何かに押されたかのような感覚が私を襲った。


？「危ない！！」


もう、やめて…！


キキーｯｯ


目の前が明るく、眩しい光に包まれた。


驚く暇もなく、私は目の前の「それ」に気づかないまま、衝撃を受け入れた。


これが私の最期なんだと悟ったとき、視界が反転する中で、聞き慣れた声が聞こえた。


ま「ざまぁwww」


そこには2つの影。


暗くなっていく視界の済で、私が一番 信頼していた人達が笑っていた。

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