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ドンッ

『痛っ。』



何かにぶつかってしりもちついちゃった。


すると、上から



⁇「すみません、お怪我はないですか?」



なんて聞きなれない声。




パッと顔を上げると
心配そうに覗き込んでくる男の人。



すっごく身長が高くて
スタイルがものすごくいい。
しかも、お洒落…



ぼーーっとその人の顔を見てると



??「どこか、痛みますか…⁇(´・_・`)」

『あ!いやいや!!!全然大丈夫です!!それと、ごめんなさい。ちゃんと前見てなくって…。』

⁇「よかった…。って、良くないか!あ、えっと、ごめんなさい。」

『本当に大丈夫です!!ピンピンしてます!むしろ、こっちの方がごめんなさい!!!』

??「ふっ…笑」

『えっ?』

??「いや、あの、僕たちずっと座って謝りあってるなって思ったら笑えちゃって…笑」

『…あ、本当だ(笑)へへへへ』

⁇「立てますか?」


ふふって笑いながら
すっと伸びてくる綺麗な手。

ちょっと照れるけど、思わず掴んじゃった。


2人で向き合って立つ。




??「ふぅ。怪我がなくて良かった」

『あの、本当にごめんなさい』

??「また謝ってるし、笑
お互い様だから大丈夫ですよ^^」

『で、でも』

??「そんなに気にしないで下さい?
あ、そうだ。
どこか痛むところとかあったら、
この連絡先に連絡して下さい。」


パッとジャケットの中から
一枚の紙を手に握らされる。


『え、いや、そんな、』

??「ごめんなさい(´・_・`)
少し急いでいるので失礼しますね。」

『あ…』

??「では。」




あーーーー。
行っちゃったよ〜〜。
てか、なにあの人。
すっごく格好良かったんですけど。



ぱっと出ていったあの人を見ると
店の前でタクシーを拾って
行ってしまった。
その姿までサマになっていた。


『…ん?』


手に持っている紙に意識が戻る。
しまった。受け取ったままだった。
何気なくその紙をみてみる。


名前と電話番号しか書いてないけど、
なんだか名刺っぽいな。


キム ナムジュン さんか…



すごいかっこ良かったな…

キュン…



え、なに今の??



てか、あれ、?
私ドキドキしてない、、??
もしかして、、恋しちゃった!?




後ろから足音がきこえてきて、



YN「あれ?A、こんなところでなにしてんの?トイレは?」


ユナがキョトンとした顔でこっちを見ている。


『ユナ…。私恋しちゃったかも。』

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作者名:mii | 作成日時:2016年7月28日 1時

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