止められない言葉 ページ8
あれから一ヶ月。
スネイプくんとの会話は無くなり、ルーピンくんとの会話が更に増えた。
距離を置くつもりだったのだけれど。
「スネイプのパンツ見たい人！！！」
「やめろ！！降ろせ！！！」
「なんか言ってるぞｗ？」
庭に出るとポッターがスネイプくんを木にぶら下げ虐めをしていた
「何をして＿＿＿「やめて！！！！」
姫だった
姫がいつものように駆け寄りポッターをやめさせていた
「リリー、何度言わせればわかるんだい？コイツは僕らに闇の魔術を使うんだ！酷いだろう！？」
「貴方がちょっかいを出さなければそんな事しないわ！！！」
闇の魔術だって？
この一ヶ月そんなことを勉強してたっていうのか？
「いい加減にして！セブを降ろしてよ！！！」
「うるさい！！穢れたｔ＿＿「黙れ」」
「スニベルス！！！今なんて言おうとした！！！」
「黙れと言ってる！！」
「っ、」
私はスネイプくんの口を手で塞いだ。
言ってはいけない言葉
この人生でなんどこの言葉を聞いたか。
「セブ、今貴方……、」
「スニベルス…！！！」
私は手を横に振りスネイプくんを地面へ降ろした。
「セブ、今貴方なにを言おうとしたの…？ねぇ、」
「穢れた血の手伝いなんか必要ないと言ったんだ！」
「なんですって？」
「わざわざ口をふさいでやったのに…」
「黙れ！！」
「黙るのは君だ。」
「なんだと！！」
「誰に対して口を聞いている？半純血の分際で私に黙れだと？」
「A？！」
「ババア…！！」
「うっそ…A先輩が…」
「Aさん、」
私が今までしたことない言葉遣いをしたからか
周りにいる皆が私の名前を漏らし、見つめた。
「………ふぅ、ごめんね。口が悪くなっちゃった。今のはスネイプくんが言った事を分からせるために言いました。」
「な、なんだよ…ビビらせんなよババア…」
「でも、まずはスネイプくん、エバンスに謝ろうか。」
「…、リリー」
「何よ。」
「勢いとは言え言ってはいけない事を言ってしまった。すまなかった」
「……悪いのは貴方だけじゃないわ。貴方を此処まで追い詰めたのはポッター達だもの。」
「じゃあ…」
「でも、しばらくは貴方のこと許せないと思うわ。」
「分かってる、ごめん。」
「よし、一応仲直りはできたね。」
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作者名：yuu／遊 | 作成日時：2024年1月8日 14時
